ホントに明日なの?!

…前 日

結婚式直前3日は、さすがに忙しかった…
ペーパーアイテムはギリギリまでかかったし(席次表なんて3日前にドタキャンくらって作り直したし…)、ドラジェもまだ、オリジナルのBGMもまだ完成していない、当日式の後どうするかも決まっていない(新婚旅行は決まっていないし、新居にもまだ引っ越していないので、このままでは双方自宅に帰ることに…)、ドレス用の下着もまだ、エステはもとより顔そりもしてない…

「これ、ホントに終わるの〜っ?!」って、半ばパニック。
さすがの花ムコ殿も、この頃には重い腰をあげて、ぼちぼち手伝ってくれました。

ちょっと寂しかったのは、親元から式場に向かうことが出来なかったこと(私は一人暮らし、しかも親は当日東京入りなもので)。だから、式当日の朝まで一人だったわけ。でもまあ、これはしょうがないかな。
とはいっても、一人暮らしの部屋から「嫁ぐ」なんて…イマイチぴんとこない…。それに、式が終わってからも、しばらくはここに一人で住むわけだし。そんな状況で「イベント」だけが先に行われる。
結果、私の頭の中は「結婚式前日」ではなく「学祭前夜」のノリになってしまった。
なんか、なんだなーー。せっかくの結婚式に、学祭の気分なんて…
(でもそのおかげで、前日も当日も、全然緊張しなくてよかったけど…)

そんなわけで、直前までドタバタし通し。
顔そりは「一週間前までに」なんて本には書いてあるけど、そんな時間がとれるはずもなく、結局前々日に自分でやってしまった!下着も外出のついでのドサクサに買っちゃったし。
それと、せっかくだからと式の晩には「今後絶対に泊まることがないであろう」新宿の高層ホテルに部屋をリザーブ。(しかし、直前だったのによく取れたね…)

そしていよいよ前日。
「ホントに明日なの〜?!」と泣き言を言いながら、二人で「席次表折り」、「ドラジェのラッピング」を大慌てで終わらせ、その後急いで彼の家に戻り、お義母さんが作ってくれたボールブーケとウェルカムボート(の花飾り)を頂戴。
その他ペーパーアイテムやら飾り物やらを全て持って、いざ式場へ!
Bさんには「搬入は夕方までには…」と言われていたけれど、式場に着いたのは、本当に夕方になってしまいました(^^;)

式場には、BGMの作曲をしてくれた×さんが、出来たての曲を入れたCDを持参して駆けつけてくれたし、当日VTRの操作をお願いする人も来てくれた。このあたりで「ああ、いよいよ祭りは明日なのね…」と、おかしな具合に気分が高まってきたりして(笑)。
音楽の担当者さんと一緒にBGMを確認し、VTRとスクリーンの配置を式場と相談。
あとはドレスに入れるパニエの変更をして終わり!
あー、終わった終わった、これで準備万端、後は明日…

…のはずだった。これが、失敗だったのよね…。

BGMはいい。問題は、VTRとパニエ。
VTRは、式場の人と一緒に設置場所を確認したはずだったのに、その設置場所が問題ありありで…(「生い立ちビデオ」参照)。
そして、パニエ。

実は、最終打ち合わせ日の小物合わせが終わった後、「担当者ではなかった衣装係の(多分)偉い人」Cさんが、私のところにやってきた。そして、「先ほどあわせたパニエはドレスにあわないので、式前日に、もう一度あわせなおしましょう」と言っていったわけ。
そこで、これからドレスを着てもう一度パニエをあわせるのだとばかり思って衣装室に行ってみると、出てきたCさんは「もう準備しておりますので、後は明日…」などと言う。この前と言ってることが違うぞ…。

そのときは、準備終了の開放感から、まあ、いっか…なんて、引き下がっちゃったんだけど…これが、本当に、大失敗だったのよっ!!!!

「準備している」といったパニエが、私の体のサイズに全然あわなかった!

当日、歩いているうちに、ずるずるとパニエが落ちてきてしまう。
これには、本当にまいった…だって、歩くたびにパニエを踏んづけるんだもん。それどころか、ドレスの中でぐるぐる回って、おかしなことになっているのが着ていてわかる。
パニエの形には私なりのこだわりがあって、小物あわせのときにも「担当者の人と」色々相談したのに…、全然意味ないじゃん、これじゃあ…

当日は、やむを得ず途中でパニエを変えたりしたけれど、当然私の望んだラインのパニエではなく、しかもこれもちょっと大きかったのよね…。
今考えると、他のゲストハウスの人とパニエが重なっちゃって、適当なものにされちゃったのかも…だとしたら、ちょっと許せないなあ…。

前日は、最後のつめです。
準備終了の安心感に惑わされず、最後まできちっと確認したほうがいいですよお…。

さて、式当日の話はRECEPTIONで!