花嫁の権利?

今、ニュース23で、若い子達と年配者の討論があって、私は片耳だけでそれを聞いていましたが、だんだんイライラしてきました。

実はこのごろずっと思っていたことなのだけれど、私より若い世代の人たちの言う「義務」と「権利(責任)」について、なんだかすごく疑問なんです。

「権利」ってものを、履き違えてない?
権利の裏には、必ず「果たすべき義務」があるもの。それを無視して自分の権利だけを主張するのは、どういうことなんなんだろう?

結婚(結婚式)に関することもそう。
「私は花嫁だから→ 花嫁は主役だから → 一生に一度のことだから」と、自分の(しかも何の根拠もない)権利ばかりを主張して、周りの人の立場を考えることが出来ない人の、なんと多いことか。

花嫁だから、自分の好きなように振舞う権利がある?
花嫁だから、皆にお姫様扱いしてもらう権利がある?
花嫁だから、他の人を不愉快にさせる権利がある?
花嫁だから、親や旦那にお金を出させる権利がある?
花嫁だから、夢を全てかなえてもらう権利がある?

花嫁(=自分)以外の人を、自分の引き立て役だとでも思っているのかなあ?

はっきり言って花嫁には、来賓に対する「権利」なんて何もない(権利があるのは、お金を払ってサービスを提供してもらう「契約」をした、式場や会場のスタッフに対してだけだ)。大勢の人たちに時間を割いてもらい、わざわざ足を運んでもらうのだから、むしろ花嫁には、その人たちに楽しい時間を提供する「責任」が……すくなくともそう心がける義務がある、と私は思う。

もちろん披露宴だけで終わりじゃない。
アナタには、旦那さんに幸せにしてもらう「権利」があるのでなく、あるのは旦那さんを幸せにする「責任(義務)」のほうだ。…そういうつもりじゃなかったら、結婚なんてしない方がいい。

自分に権利があるのと同じように、相手だって権利がある。アナタには、自分の権利と同じ重さの「相手の権利」を守る義務がある。

裏返しにある自分の義務を果たせないなら、権利なんて主張しないことだ。

Aug-15-2000