2010年の秋、5年ぶりに台湾に向かうことになりました。
(いえ、「向かうことになりました」というか、自分でそうしたんだけど!)
きっかけは、前回訪れた5年前にはよく知らなかった台湾の成り立ち…日本に深くかかわる台湾の歴史…を多少なりとも知ったこと。それを知って、もう一度行ってみなければ、と思ったのです。
そして、もう一つの理由は、ちょうど休みが取れる時期にリーズナブルなツアーが出ていたこと(笑)。うん、現実的にはこっちも重要ですよね!
そのツアーは、オープン間もない茨城空港から、チャーターした復興航空(トランスアジア航空)の便を利用するというものでした。
茨城空港!?
千葉や埼玉寄りの人ならともかく、私達のように東京の西側(三鷹・吉祥寺)に住む人にとっては「え~っ!?」な話でしょう。東京都下から茨城空港は決して近いとはいえません。
が、実は。茨城空港までの距離は、成田とそれほど大きく変わらないんですよね…成田だって遠いですからね(笑)
であれば、安く行ける方が良いかなあ、と使ってみることにしたのです。
ということで、台北を目指し、初の茨城空港へ!
いや、しかし、茨城空港は想像以上の場所で、ちょっと驚きました(笑)
なーーーんにもないところに立派な道路が通され、その先にポツンと地方空港のような小さな建物が。
で、中に入ってみると、これまたかわいい規模なんですよ!
かわいいんですが、中にいる人数はかわいくなかった(笑)。私達と同じ便を利用するお客の他に、開港直後ということもあって飛行機を利用しない見物客も訪れ、小さな建物内がもうゴッチャゴチャの大混雑です!
さらには、このチャーター便はイレギュラーなこともあり、長テーブルを並べて急ごしらえしたカウンターで、座席などが手書きされたチケットを受け取るという… えええ、現代の日本の国際空港でこんなことが行われているのか!?という状況でした。うーん。ある意味貴重な体験かもしれない…。
しかも、集合時間は海外ツアーの例にもれず出発の2時間前。この小さな空港で、どうやって時間をつぶせばいいんだ…(涙)
で。
時間つぶしも兼ねて、こんなものを食べました(笑)。
茨城といったらやはり納豆でしょう!(ちなみに私はおかめ納豆が好きです)
ということで、納豆そばです。
海外に行くときには、出発前にうどんを食べるのが(なぜか)私達の暗黙のルールなのですが、まあ、おそばでもいいよね。
その後、台湾からくる機体が遅れるなどして私達の出発も遅くなり、だらだらと時間を過ごし。
ようやく搭乗となったわけですが、これまたビックリ。
搭乗ゲートは使わず、またバス移動でもなく、建物から飛行機まで徒歩で移動ですよ!
うお~、こういうの、モルジブとかセブとかハワイ島とか、そういう南の島を思い出すなあ(これはチャーター便だからなのかな?)
日本の国際空港でこれを体験するとは。これから本当に台北に行くんだろうか??
いや、でも、茨城空港ののんびりした雰囲気も悪くないです。ちょっと不安になったけど(笑)
その後、茨城空港はちゃんと活用されてるのかな~。
そして、機内に乗り込んだわけですが。
すみません。その後の記憶がありません…(笑) 機内がどんな感じだったとか、CAのお姉さんたちがどうだったとか、そういう記憶がぶっ飛んでいます。
ただ、漠然と覚えているのは機内食。
これがもう、多分今まで食べた中で1、2を争うほど口に合わなかったんです(苦笑)
チャイナエアラインの機内食もビックリでしたが、これはちょっと…。以前キャセイにも文句を書きましたが、それどころじゃない(笑)
いや、いいんです。だって台北についたらおいしいものがいっぱいある(はず)!それに、納豆そばも食べたし!(搭乗前の腹ごしらえは、こういう危機管理的には意外と重要 笑)
紙コップのデザインがかわいかったので、記念に一枚。
復興航空は台湾第3位の航空会社だそうですが、「復興航空」という名前、今改めて考えると、何か不思議な感じがします。日本と台湾の巡り合わせを感じるというか。
機内食はアレでも、今後がんばって日本に乗り入れてくださいね。
ということで、台湾の話にならないまま(笑)次回へ続きます。