台湾・2:空港からホテルへ(グリーンワールドイン林森・洛碁大飯店)

飛行機の窓から見えた雲が良い味出してました…

さて、ちょっとアレな機内食を我慢し、飛行機はついに台湾桃園国際空港にランディング。でも、桃園空港は台北市内からちょっと離れているんですよね(東京と成田空港のようなものかな)。

この当時はありませんでしたが、今では羽田空港から台北市内にある松山空港への直行便も出ているので、選べるならそちらの方が良さそうですよね。(チケット代は高いでしょうけど)

入国審査と荷物のピックアップを済ませて出口に向かうと、出口では旅行会社のスタッフがツアー客を待ちかまえていました。ずらっと並んで(笑)。

というのも、チャーター便を満席にするほどの旅行者が一度にやってくるわけですから、スタッフの皆さんも大変でしょう。
私達も、これだけ大きなツアーを使ったことがないので、皆でぞろぞろと同じ動きをするのは、なんだか妙な気分です。まるで修学旅行って感じ…。
まあ、到着時刻の違う数便の客をまとめて送迎するより、待ち時間が少なくて、それはそれでいいかもしれませんね。

こうして、大量の旅行者が何台もの大型バスに分乗して、それぞれのホテルに向かいました。

台北は雨。まだ大ぶりにはなっていませんが、予報によれば、明日は台風が接近するかもしれません。
明日は大丈夫かなあ、台風になったら、観光ツアーは中止かなあ、等と思いながら、バスの窓から外の様子をぼんやり見ていました。

さて、私達が泊ったのは、グリーンワールドイン林森(洛碁大飯店)というホテルです。
この旅行の直前、2010年8月にオープンしたばかりという出来立てホヤホヤ(?)で、ここに泊るというのがツアーの売りの一つになっていました。

写真は昼間の様子ですが、外観はこんな感じ。となりはセブンイレブンで、付近には飲食店や夜市もあり、スタンダードクラスのホテルにしては、立地はなかなか良いのではないかと思います。

ただし。
部屋がね。
部屋が、ちょっと狭すぎるんじゃないかな~(笑)

ぱっと見た感じ、前に狭いと書いた香港のBPインターナショナルくらいに見えるのですが、実際に使ってみると、もっと狭いんです。

まず、書き物ができるような机(デスク)がない。イスは一応ありますが(下がごみ箱置き場になってる 笑)、イスだけあってもなあ…。

四角い台はありますが、下は冷蔵庫、上はセイフティーボックスと電話が陣取り、テーブルの様には使えません。部屋自体も、スーツケースを広げるスペースに困るような狭さです。

それに、驚いたのが、上着をかけるスペースがないこと!あるのは壁にぶら下がったハンガーだけでした。(影だけ映ってます)

で、バスルームはこんな感じ。本当に必要最低限です。画面右側には、入れそうにない小さなバスタブがあったような。

開業したてで清潔ですし、スタッフはフレンドリーで、しかも安いということで、値段を考えると相当お得なのでしょう。でもいずれにしても、まさしく日本の安いビジネスホテル程度の施設です。海外旅行でホテルを楽しみにしている人は、さすがにちょっと違うかな~。
私達のような旅行者はともかく、年配のご夫婦やご家族連れには、もうちょっといいホテルの方が向いているでしょうね。

ちなみにこのツアー、ホテルの朝食もついていたんですけどね。
朝食の会場はこんな感じ。

いや~、本当に日本のビジネスホテルの無料朝食みたいな感じです(笑)。
一応ビュッフェ形式になってはいるのですが、うーん。

結局私達は、二、三日目は外で食べました。
時間がない時にはホテルの朝食は便利ですが、食を楽しみに来ているのなら、このホテルの場合、外で食べたほうが満足できるかも?です。

まあ、あれこれ書いてしまいましたが、前記のとおり立地はいいですし、スタッフも日本語OKで、しかもフレンドリーです。仲のいい友達同士やカップルでの旅行で、ホテル代を浮かせて他に使いたいという時には良いホテルかもしれませんね。

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