「ずんだ小径」で「ずんだロール」@仙台駅

「かき鍋クルーズ」の余韻がだらだらと続いていますが、帰りの仙台駅での話。

こちらにも書いたように仙台駅では今構内を工事中で、新しくなった場所や入れなくなった場所などがあちこちにできています。
で、今回いつもと違う駅北側のコインロッカーを利用したところ、「ずんだ小径」という謎の土産コーナーができてることに気がつきました。

出店しているのはずんだ専門店「喜久水庵ずんだ茶屋」「玉澤総本店」「ずんだ茶寮」だそうで。
「玉澤総本店」と「ずんだ茶寮」は以前もご紹介したことがありましたが…3店舗で「ずんだ小径」なのか。「小径」とかいて「コーナー」と読んでもいいような。
いずれにしても、「ずんだ」って、10年前にはこれほど知られていなかった気がします。今や新たな仙台土産になるほどに知名度が上がったんですねぇ。

とまあ、なんだかんだ言ってずんだが大好きなわたくし、これは何か一つお土産に…と物色していたところ、ずんだ茶寮の「ずんだロール」が目についたわけです。
あ、これはお店ではなく家に戻ってから撮った写真ですけどね。

なぜこれが目についたかといえば。
基本的に素朴なロールケーキ類が好きなことはもちろんなのですが、この大きさで1,188円という安さが目について(笑)
こういうロールケーキって、なんだかやたらと高かったりしますよねぇ。でもお土産用にかかわらず、なかなか良心的な値段設定。
ただし、冷蔵庫に入れるまでに2時間以上かかる遠方の人は、別売りの保冷バッグを買ったほうがよさそうですが、それも108円だったかな?大した値段ではありません。
どうせ旦那は食べないけれど、試しに買ってみようかなあ、と、持ち帰ることになったのです。

でね。

実際に食べてみて、いろいろわかりました。
わかりましたというか、なるほどと思ったというか。

まず、ロールケーキ自体はおいしかったです。ロールケーキの生地はしっとりとしてパサつかず、ほんわり柔らかい口当たりのクリームをやさしく巻き込んでいます。
クリームもあっさりとやさしい味で、誰にでも好まれそう。
ですが。

ずんだの味が、弱い。

これ、ずんだが初めての人でもおいしく食べられると思います。なぜなら、ずんだの味が薄いから。ずんだ風味のクリームって感じなんです。
でも、ずんだ好きにとってはちょっと物足りない…
このロールケーキがお手頃価格なのは、ずんだが濃くないからなんですね、多分(ずんだ自体が高いので)。

うーん。今ずんだのお菓子がいろいろありますが、なんだかんだ言って、ずんだ餅が一番好きかなあ。ずんだ味を堪能できますからね~
といっても、おいしくないわけじゃないんですよ!むしろ前記した通り万人受けするロールケーキだと思うので、仙台土産として誰にでもお渡しできるのではないでしょうか。

ちなみに、ずんだ茶寮のホームページから拝借したずんだロールのイメージ写真は下の通り。

んっ… なんかクリームと生地の比率が…実物とは…ねえ?
まあ、この程度はご愛敬かな?