沖縄・33:第一牧志公設市場(食べる編)

さて、一旦市場を出て、国際通りを散策してみました。どこか良さそうなお店があったらそこでご飯を食べようかと思っていたのですが。

国際通りって、あんな感じでしたっけ?

やたらめったらおみやげ屋さんばかりで、しかもあまり品がよろしくない。さらにお店の人たちの呼び込みもすごくて…
要するに、「どこにでもある夜の繁華街」でした。
なにも沖縄に来てまで、そういうところに行かなくてもなあ…。

それに、このときは特に「これが食べたい」というものもなく。
私はとりあえず、本場のゴーヤチャンブルが食べられればいい、という程度。旦那もこれといった希望もないようです。
というわけで、国際通りを一通り回った後、再び第一牧志公設市場へ戻ってきたというわけです。

でも、そうこうしている間に2階の食堂は大混雑になっていまして、あいている席を探すのが大変なくらいです。出店しているお店の中でどこがいいのかもよくわからず、とりあえず、目についたお店のテーブルにつきました。

適当に何皿か頼んで、様子を見て追加しようということで、まずはお約束のゴーヤチャンプル。

あ、あれっ?
なんだか、すごくシンプルな… 中身はゴーヤとスパムと卵(あれ、豆腐は?)。味もいたってシンプルです。
吉祥寺の沖縄料理のお店の方がまだ、いろいろチャンプルでしたけど…

これにご飯と汁ものがついて650円です。(えええ?)

下の写真はラフテー、一人前300円。

こちらも特に変わったこともなく。一階で試食したラフテーの方がおいしかったかも…

そして!驚いたのが、ソーメンチャンプルです!
私も家で作ることがあるのですが、その時にはツナと野菜を具にしています。(それが基本だと聞いたので)
でも、ここで出てきたのはこんな感じ…

具が、薬味程度のネギだけで、あとはかつお節と海苔が乗っているだけ。味も大変大味で、まるで手がかかっていないのですが、これ、500円なんですよ!ええーーーっ!

ということで、今回頼んだ3品です。

これで、1450円でした。

・・・。

「量が少なくてもおいしい」とか「味はまあまあでも量がある」ならいいんですけどね。
特にここは市場の食堂コーナーということで、安くボリュームのあるものが食べられそう、と勝手に思っていたのですが。
少なくとも私達が座ったお店に関して言えば、お得感もなく味にも見るべきものがない、観光客用のお店だとしか思えませんでした。
それとも、たまたま私達のチョイスが悪かったのかなあ?

つまみ食いのおかげでさほど空腹でもなく、いい勉強になったね、という感じで店を出ましたが、これ、すごくお腹が減っている状態で、ご飯を楽しみにして訪れたのなら、ちょっと怒っちゃったかも(特に旦那)。

それにしても、一階の店舗スペースでも感じたのですが、この市場はホントに中華圏っぽいというか…香港や台湾で観光地にいくと、おばちゃんに平然と高く吹っ掛けられるんですよね。日本にいながら中華圏にいるような気分を味わえてしまいました(苦笑)

もっとも、2階には他にもいくつものお店が出店しているので、おいしくてお得な店もあるのかもしれません。お出かけの際には、お店の目星をつけておいた方がいいかもしれませんよ!

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