沖縄・32:第一牧志公設市場(見る編)

那覇のマチグヮーの中心には、「沖縄市の胃袋」と呼ばれる(と、ホテルでもらった地図に書いてました!ホントかな)第一牧志公設市場(だいいちまきしこうせついちば)があります。

今回のバイブル「るるぶ」のキャッチコピーは「と~ってもアジアなワクワクマーケット」。「並べられた色とりどりの鮮魚や豚肉をはじめ、おばちゃんの声が飛び交うラビリンスにいざ潜入。」とあります。見開きページの写真を見ると、確かにアジアっぽい雰囲気。私も旦那もこういうのが好きなんですよ~

ってことで、もちろん入ってみました!
が!

あれっ…
こういうの、ついこの前も見てきましたけど、香港あたりで…
アジアっぽいっていうか、完全に中華圏の様相を呈しているんですが!

屋内の市場に肉や鮮魚などの小売店がギッシリと並び、ワーワーと売り込みをかけてくるこの状態は、まさに香港の街市、シンガポールのウエットマーケット!

もちろん、お肉はちゃんと冷蔵のショーケースに入っていますし、その場で肉の解体はしていませんでしたし、生きたニワトリの籠が積まれていたりもしませんし、当然日本語が通じます。

が、本土でこういう状況は見たことがないなあ…。

★追記:実は本土に、それも首都東京に、これ以上に中華圏な市場がありました…この事実はちょっとショッキングです。

あ、でもこういうの↑は、香港でも見ませんでした(汗)

お肉だけでなく、お魚もたくさん売られています。↓オジサン、とかね(笑 魚の名前ですよ!)

そして、でた!極彩色の鮮魚

この魚(ブダイ)、私にとっては、シュノーケリングを始めたころによく観察していた、ちょっと愛着のある魚です。岩に着いた藻を食べる様子や、海中に響くカリカリという音が、なんだか楽しくて。
でも沖縄では、藻を食べていたブダイの方が人間様の食材になるんですよねえ…(沖縄ではブダイをイラブチャーというようです)
ああ、哀れなブダイよ…。

でも、ブダイってどんな味がするのかなあ?(←すごい変わり身)

そう思った魚を、その場で買って食べてみる、というのが市場のだいご味です。ここでは、気に入った魚介類をお店で買って、2階の食堂コーナーで調理してもらうことができるんです!
魚だけでなく伊勢海老や貝類もありましたので、目利きに自信がある人は試してみては。ただ、お店にあるものを食べるより割高になる、という話も聞きましたので、そこはご自分で確かめてくださいね。

このときは、つまみ食いの成果(?)もあってお腹は減っていなかったのですが、とりあえず2階の様子を見てみようと、エスカレーターをのぼってみました。

まだ食事には早い時間だったせいか、人影もまばら…
というか、ここも…

ここも、こっちで見た雰囲気によく似ているんですよねえ… まるでデジャヴみたい。

まあなにはともあれ、まだお腹が空いていないこともあり、ここでは食事はとらずに、もうしばらくあたりを散策してみることにしました。
でも結局、またここに戻ってくることになるんですよ!続きは次回!

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