沖縄・35:農連市場もやっぱりアジア

いよいよ沖縄4日目、最終日です!

この日は朝ゆっくり起き、チェックアウトの準備をしてから、これまたゆっくりホテルの朝食をいただきました。
せっかくなのだから早起きして、時間を有効に使えばよかったのでしょうが、この日の未明に沖縄で大きな地震がありまして。一度起きた後、二度寝してしまいました…

ということで遅めのスタートとなりましたが、この日、まず向かったのは農連市場。地元の農家のあんまー(おばちゃん)たちが早朝から集まり、取れたての野菜や農作物を売る市場なのだとか。ようするに朝市ですね。

実は前の日の散策でこのあたりを通り、朝に来てみようと目をつけていたのです。
とはいっても、私達が行ったのは、もう朝というには遅い時刻。そのせいもあってか、どこに市場があるのかよくわかりません。
地図にあるあたりにやってきても、薄暗い倉庫のような建物があるばかりで、中は…

んんっ?

野菜が陳列されてる?
ってことは、ここが市場ってこと??

そうなのです。この倉庫のような広い建物の中に、あんまーたちがそれぞれ敷物を敷き、農作物を陳列しています。ここが朝市の会場です!

時間が遅かったせいか、もうあまり活気はありませんでしたが、あんまーたちがやる気なさげに座り、観光客の相手をしている様が、また何やらアジアっぽい。

でも日本だなあと思うのは、農作物がビニールで包装されているところ。この方が商品の搬送や陳列も楽でしょうしね。(ちなみに香港はこんな感じ

外の道もまた、いつの時代なのかがわからない状態…
冒頭の写真は、香港で見た青果市場に似ているような。

思うに沖縄の人はおそらく、本土の人ほど体裁を気にしないんでしょうね。
本土からくると、こういう建物がそのまま使われているというのがある意味驚きですが、「建物自体」が立派である必要はないんですから。

おおらかというかタフというか。ウチナーンチュは、本土の人間とはやはり一味違うのかも?
次は早朝の活気がある時間帯にも見てみたいものです。でも早起きできるかな~

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