台湾・3:丸林魯肉飯でお気軽ディナー

さて、ホテルにチェックインをした後、お待ちかねの夕食です!

今回のツアーは現地ガイドさんに観光地を連れ回される…じゃなくて案内してもらう(笑)食事つきのツアーなので、こういうフリータイムの食事は貴重です。(連れまわしツアーの食事は、ね…)
といっても、もうすっかり夜だし、雨だし、翌日も早いし。ホテルに近いところで良さそうなお店を…と考えて浮上したのが、台湾料理のお店丸林魯肉飯でした。

店名の「魯肉飯」は、台湾でおなじみ、庶民的な豚そぼろのぶっかけご飯です。
そういえば、以前台湾に来た時も夜市で食べました(下の写真左側)。シンプルだけどおいしかったなあ。

あ、これは↑2005年に夜市で食べた時の写真ですので念のため。

まあそんな感じの、台湾の庶民食。手軽さは日本の牛丼みたいなものなのかなあ?(ただし地元の人は、これを単体では食べずに、他のおかずと一緒に食べるそうです)
丸林魯肉飯は、その魯肉飯を名に冠するお店というわけで、またほかにも台湾の屋台メニューが食べられるのだとか。そのふれこみに、カジュアルな雰囲気のお店なのだろうと思っていたのです。

ところが。地図を手にテクテクと歩いた先にあったのは。

えっ?
なんだか、思っていたのと違う…意外とちゃんとしたお店っぽいよ??(笑)
あれれ…大丈夫かなあ?

外からガラス張りの店内の様子を見ると、地元の人と思しき若い男女の姿。普通にちょっとしたご飯を食べています。

うーん、これを見る限りはお高いレストランって感じでもないなあ…。

ということで、とりあえず中に入ってみると、広い店内は結構豪華な作りをしています。
でも一般的なレストランとは違い、さまざまなおかずが並んだコーナーがあり、それをお客が自分で選んで店員さんに取り分けてもらうというスタイル、台湾式ビュッフェ「自助餐」になっているのです。(学食のビュッフェっぽい感じかな)

あー、これはイイかも。
地元のメニューを見ても意味がわからない私達でも、現物を選べばいいので、食べたいものが食べられそう。
ちなみに、そういうカジュアルなお店にも関わらず店舗が豪華な造りになっているのは、それが屋台に弟子入りして魯肉飯を作り始めた店主の夢だった、ということのようです。

カメラを出すのが憚られたので写真はありませんが、ずらっと並んだおかずは、どれを見てもおいしそうで迷ってしまいます。機内食のリベンジもあり(笑)、あれもこれも、と選んでしまいました。

ただ意外だったのは、私達が日本人だとわかると、一階ではなく二階に案内されたこと。地元客と観光客を分けているのかな??二階には日本語のメニューがあり、ビュッフェ以外のものを注文することもできます。

で、せっかくなので、お約束の魯肉飯も注文。ついでにマンゴージュースも頼みました。

今回食べたお料理はこんな感じです(二人で、ですよ!さすがに一人ではこんなには無理 笑)。
二階の窓際、赤いネオンサインの看板が見える席に案内されたので、お料理も赤っぽく光ってますけど(笑)

まずは看板メニューの魯肉飯。濃いめの味付けだったと思います(スミマセン、2年前のことで、はっきりと覚えていない…)が、おいしかったことは確か。

そのほかにもおいしそうだったものを色々。
しかし、機内食の反動か、やけに肉食系になっている(笑)

前記のとおり細かいことは覚えていないんです(苦笑)。でも、どれもおいしくって、機内食を食べなくて良かったなあと(笑)。

そして、台湾に来たからには、東坡肉も食べなければ!

なぜかというと、明日、故宮博物院でこれを見るので、予習しないとね(笑)

そして、一通り食べ終わった後で、マンゴージュースがやってきました。
コップに出てくるのかと思ったら、その場で作ったジュースも、こんな風に封をして持ってきてくれました。

あ~、満足。
このお店は、手軽で安くておいしくて、まさに旅行者の救世主(笑)。

実は前回の2005年、台湾の食事は香港ほどは口に合わないかも?という印象を受けていたのです(なぜか行き先々でパクチー入りのものが多く、パクチー嫌いの旦那が…)。
でも、それは店によるんだなあ、と、これを持って台湾の汚名(というほどじゃないけど 笑)が返上されたのでした。

★台湾旅行記2010・目次