食事の後は、宝飾店やおみやげ屋さん、漢方薬屋さん、そして免税店と連れまわされ、じゃなくて案内されました（笑）
免税店では「○時にここで集合です」と一旦解散してしまうので、そこで結構な時間をつぶさなければなりません。ツアー会社としては、ここで買い物をしてお金を使ってほしいわけですから、店内には店員さんを避けて休憩できるような場所もなく。かといって、免税店で買いたいものなどない私達にとっては無駄な時間でしかありません。
ということで。
香港の時と同様、免税店を出て、集合時間まで外で時間をつぶすことにしました。お金を使わなくてゴメンナサイね～（笑）
そんなわけで通りをブラブラと歩いていたところ、ふと目に入ったのがスターバックスでした。
そうだ！たしか台湾のスタバでは、中秋節の頃（ちょうどこの旅行の時期）にオリジナルの月餅が販売されるはず…。
中秋節というのは太陰暦の8月15日、日本では「中秋の名月」の日として知られていますが、中華圏では伝統的なお祭りの日です。その時に食べられるのが月餅なのです。
スターバックスと月餅という、超ミスマッチな組み合わせに興味をひかれ、そのままスタバに入ってみました。
すると、あったあった！店頭の目立つところに、しゃれたパッケージの月餅らしきものがディスプレイされていました。
私がしげしげと月餅を眺めていると、かわいらしい女性の店員さんが英語で声をかけてきました。
で、これは台湾のオリジナルですよー、とか、毎年変わるんですよーとか、そんなようなことを丁寧に説明してくれます。
なんかもう、この店員さんが非常に感じが良いんですよ（笑）
「お土産に買ってもらおう」という商売っ気で声をかけてきたのではなく、「日本の人は知らないだろうから、ちゃんと説明してあげよう」という感じなんです。ああ、台湾の女の子はカワイイなあ（笑）
ええ、買いますとも。免税店ではお金は使わないけど、こういう子からはどんどん買っちゃうよ！（笑）
ということで。
4個セットのスタバオリジナル月餅を買っちゃいました！
4個の月餅は、茶色、黄色、赤、白とカラフルで、味もそれぞれ違っていました。
で、表面にはこんな感じのウサギの模様↓。か～わい～い（笑）。
この模様も毎年違うようですから、そういう違いもまた楽しめますね。
味は、一般的な中華菓子の月餅とは異なり、練りきりのような感じです。しかも洋菓子風な雰囲気もあり、コーヒーのおともにもいいかも。
黄色の月餅↑はマンゴー味！そういうところは台湾っぽいですね（笑）
しかし、スタバでも月餅というのは驚きです。台湾では、中秋節がそれだけ大切な行事だってことですね。日本のスタバで、日本の伝統和菓子をアレンジしたものが並ぶことってあるのかなあ…。