湯之島館@下呂温泉:夕食編

湯之島館@下呂温泉:館内編からの続きです。

いやあ…実はですね。
食事のこと、ほとんど覚えていないんです。ゴメンナサイ…
この宿に泊まったのは二泊三日の旅行の二泊目だったのですが、前の日の宿の料理がとにかく素晴らしすぎて
あと、湯之島館は施設のインパクトが強すぎて(笑)。
ちょっと食事の印象が薄かったなあ…
でも、悪い印象も残っていないんです。不満があれば、そのように記憶に残りますから、特段すごくもなかったけれど、そこそこ、という感じだったのかなあ、と思います。
ホテルや旅館はそれぞれ売りがありますが、ここは歴史ある施設が売りということで、食事はそこそこで十分かなあ、と思います。
あと、夕食は部屋出しなので、まわりに気兼ねなく食事できるのが良いですね。(でも最近、部屋出しじゃないほうがいいと思った事例もありましたけど)
で、そのお食事ですが。
細かいことは覚えていないので、写真をズラズラーっと。

まず、食事が始まるときのテーブルはこんな感じ。

写真を見て、なんか寂しいテーブル…こんなんだった?と思ったのですが、八寸(前菜)の器が3段の箱になっていまして、下の段(ピンクの↑)が影になって、見えていないんです。

この真ん中からパカッと開く器、和食屋さんなどで時々見ますが、何て言うんでしょう?これ、ウチにもほしいなあ。これに入れて持ってきて、その場で開くだけで、「どうだ!」って感じがして面白い(笑)
手前右手にあるのは食前酒の梨酒です。
で、八寸はこんな感じ。

八寸:穴子南蛮漬け・里芋味噌焼き・枝豆の白和え

八寸:長芋と大鱒のマリネ

八寸:無花果生ハム添え

続いて、

吸物:かます柚庵焼 白木耳 モロヘイヤ 柚子

造里:鯛炙り 鮪 妻もの一式

いつも思うんですが、内陸でマグロを出す必要があるのかなあ…
これがないとごちそう感がでない、ってことなのかもしれませんし、「山の幸」のほうがかえって大変なんでしょうけれど。

進肴:夏野菜のちらし寿司 おくら 茗荷 絹さや 茄子 鰻蒲焼 イクラ

進肴や強肴でご飯もののこともあるんですね。見た目にもパッと華やかで、なかなか良かったです。
ちなみに旦那は茗荷が苦手なので、予約時にそう伝えておいたのですが、おしながきに「茗荷」の文字を見たときにギョッとしました…
でも旦那の分は、茗荷抜きになっていましたよ!
当たり前のことかもしれませんが、ちゃんとしているな、とホッとしました。
旦那のように茗荷が苦手なくらいなら、それが入っていてもまだいいのですが、アレルギーなどがある人は、色々心配ですもんね。

焼物:鮎塩焼 青唐 トマトワイン煮

鮎は旦那が喜んでいました。川魚の塩焼きが好きなので。(好きすぎて私の分も食べた 笑)
そして、
名物:飛騨牛A5等級サーロインステーキ

テーブル全体の写真の左手奥に映っていた鉄板は、このステーキを焼くためのものでした。
で、飛騨牛。
このあたりの旅館・ホテルでは、飛騨牛が出るところが多いようですが、うーん。
個人的には、和食の会席料理に霜降りの鉄板焼きはいらないと思うんだよなあ… って、自分が歳だからなんだろうなあ(苦笑)。
あと、厨房の都合もあるんでしょうね。飛騨牛自体は高級なのでしょうけれど、調理する手間がかからないので。
それに、若い人や男性にはきっと喜ばれるんでしょうね。

止肴:蛸柔らか煮と翡翠冬瓜梅ソース掛け

冬瓜がさすがにきれいだなあと思っていたら、旦那が「ウチの冬瓜のほうがいい」と言い出しました。
ウチの冬瓜…  いや、だからあれは冬瓜じゃないってば(汗)
このほか、ご飯香の物止め椀
これらは写真が残っていませんでした!
そして最後は
甘味:湯之島館黒蜜ゼリー

という感じでした。
追加料理などはせず、最もシンプル(というかリーズナブル)なプランだったのですが、こうして見ると悪くなかったんじゃないかなあ、と思います。
あと、今回写真と持ち帰ったおしながきを見ながらこれを書いているんですが、こういうおしながきがない宿もありますよね。(最近泊まった宿でも、ないところがありました)
これ、絶対にあったほうが良いなあ、と。
忘れてしまったとしても、写真といっしょに見返しながら、ああ、そうそう…なんて記憶を掘り起こすことができますから。
続いてお風呂と朝食の話です!