バリ・14:バリで見た一番素敵な光景は

写真はバリ・ハイアットの広~い庭の一角です。早朝少し靄がかかってきれいでした。

(タイトルの「一番素敵な光景」は、これではありません。これも素敵でしたが)


スカスカ・バリのガイドさんと無事合流した私達は、一路ウブド方面へ向かったわけですが、実はこのとき、最初の目的地につくまでの道筋で車窓から見たのが、私にとって今回の旅で一番素敵な光景でした。

ウブド方面へ向かう道は、田んぼと、その間に顔をのぞかせるヤシの木、所々に集落、青い空… そんな風景が続いていました。
どこか懐かしいのに、異国情緒も感じる、不思議な光景です。

やがて小さな町にさしかかりました。それがどこだったのかはわかりませんが、決して新しくはない、でも風情のある民家が続いています。

その道沿いに、なぜかとても大きな大きな国旗が、それもスペインやドイツなどの国旗がはためいているのです。子どもの頃、祝日に、各家の門柱に日の丸が飾られましたが、それを10倍くらい大きくしたような具合です。(←旦那曰く「もっともっと大きかった」だそうです!)

バリの小さな町に、民家の屋根よりもはるかに高い位置にはためく各国の国旗。なぜだかやけに美しく、夢の中のような光景でした。

ガイドさんに聞いたところ、「ワールドカップだからですよ」と。今現在勝ち進んでいる各国の国旗をこうして掲げ、バリ中で盛り上がっているのだとか。日本が勝っているときは、日本の国旗もちゃんとあったのだそうです。

自国とは直接関係のない国の国旗も大きく掲げ、ワールドカップを楽しんでいるバリニーズ達。バリの小さな町に各国の巨大な国旗がはためく様はもちろん、わけ隔てのない各国への敬意と、イベントを積極的に楽しもうという姿勢に、何かジンとするものを感じました。

ただこのとき、その様子を写真に撮らなかったんです…。

あー、撮っておけばよかった、という後悔と、撮らなくてよかったかも?という思いと。

というのも、今は自分の中で「夢の中の景色のように」記憶されている光景ですが、写真として「実際の形」に残してしまっていたら、意外となんてことのないものに見えてしまうかもしれません。

写真を見て思い出すことも多いのですが、写真がないからこそ大切に思いだす風景もありますよね。

そんなわけで、この旅行での私のベストショットは、頭の中にしっかりと焼きつけています。

★バリ島旅行記2010年目次

“バリ・14:バリで見た一番素敵な光景は” への2件の返信

  1. ★Misaさん、初めまして(^^)

    お誉めいただいてありがとうございます…いや、お恥ずかしい(笑)
    更新が滞っていてスミマセン。よければメインブログの方にもどうぞ!
    (右のメニューの一番上にリンクしています)

    Misaさんはカメラのブログを書かれているんですね。
    色々役に立ちそうな情報があっていいですね!

    実は、私が使っているのもMisaさんと同じカメラですよ!
    レンズは大部分がキットレンズです。
    (たまにそれ以外のものもあります)

    実は、カメラを買い換えようか迷っているんですよね…
    動画がとれるものの方が、旅行先で色々撮影できるかな、なんて。

  2. Comanaさん 初めまして。
    私も旅行が好きなので、旅行記を楽しみにしています。

    前々から気になっていたのですが、写真がとても綺麗ですよね!
    カメラとレンズはどんなものをお使いですか?
    私も写真が好きなので、とても気になっています。
    もし差し支えなければ教えてください。
    よろしくお願いします!

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