バリ・10:ディナーもワルン!パラヒャンガン(Parahyangan)@サヌール

ケチャックダンスを鑑賞し、チャーターしたブルーバードタクシーでホテルへ戻る途中、今夜の夕食の話になりました。

どこかホテル周辺で食べようよ

それなら、このままタクシーでそこまで行った方がよくない?

といっても、どこにすんの?当てはある?

わかんない、じゃあホテルに着く前に急いで調べよう!

と、相変わらず行き当たりばったりで、ガイドブックをめくってみました。するとその中に、私達の嗜好に合いそうなレストラン…いや、ワルン(笑)が。
それが、ワルン・パラヒャンガン(Parahyangan)でした。

曰く、「ジャワ島各地の料理を、種類も豊富に堪能できるお手軽ワルン。航空会社の乗務員も食べにくる人気店」とか。ちなみにお勧め料理はガド・ガド(ピーナツソースの温野菜サラダ)でした。

場所はバリ・ハイアットから徒歩7分。その距離なら、サヌールを散策がてら歩いて帰っても問題ありません。
タクシーの運ちゃんに「ホテルではなくてこのお店に連れて行って」と地図を見せると、どうやらそのお店を知らなかったようで、途中何度も周辺を回り、旦那と地図を見比べながら、結構な時間をかけてようやく到着しました。運ちゃん、ありがとう!
(チャーターは、こういう場合にもメーターを気にせずに済むのも気楽ですね)
ところがですよ。

航空会社の乗務員も食べにくる人気店
という説明から、私は勝手に、ワルンと言ってもちょっとしゃれた雰囲気の店を想像していたのですが。

たどり着いたのは、どこからどうみても大衆食堂!って感じのお店だったのです。ディープ度はワルン・ワポの比じゃない(笑)

冒頭の写真は、店のオープンスペースというか… こういうスペースは何というのでしょう、屋根の下だけど店舗の中ではない、半野外席(このお店、ほとんどが半野外席なんですけどね)。

お店の中はこんな感じ。中と言っても、外との仕切りはありません。

うーーむ。香港ではローカルなお店に慣れていても、初めての国ではさすがに腰が引ける…腰は引けるけど、もう後には引けない(笑)

ということで、何食わぬ顔で半野外席に着席!

すると店員さんも、何てことのない顔でメニューを持ってきてくれました。しかもメニューにはちゃんと英語表記が!良かった…
いかにディープに見えても、このあたりのお店は観光客慣れしているんですね。

ということで、二日目のディナー。ディナーと言っても、なんだかランチみたいな内容でしたけど(笑)

まずは何か飲もうということで、フルーツのジュース。
もはや中身がなんだったか忘れましたが(笑)、とりあえずおいしかったです。

で、二人とも「自分食べたいもの」を選んだ結果、またナシゴレンになってしまいました!外れがなさそうだしなあ…

これは私が頼んだチキンのナシゴレン…だった気がします(不確かです。でもおいしかったことだけは確か 笑)

こちらは、メニューに「苦い野菜」とあったので、一体なんだろうと頼んでみたのですが、ゴーヤの炒め物でした!ゴーヤ=沖縄というイメージがありましたが、バリでも食べるんですね!

下の写真は旦那が頼んだ野菜のナシゴレン。いや、本当に野菜のナシゴレンだったのか、頼んだら野菜が多かったのかは定かではありません。

そして、どういう風の吹きまわしか、旦那がサテを頼んでいました。

ピーナツソースたっぷりのバリ風焼き鳥。私はおいしかったですが、当の旦那はピーナツソースが苦手だったりするんですけどねえ…(なぜか旦那はこういう自爆が多い)

こちらのお店はイカン・バカールが人気らしいのですが、私達は見事にそれ以外のものばかり食べています!
(実はワルン・ワポもイカン・バカールが人気です)

この夜の総額は、59,000ルピア、日本円にして590円。
先にワルン・ワポに行ってしまったため、そのときほど「ウマい!」「安い!」という衝撃はありませんでしたが、それでもこの量、この味でこの値段は、ちょっとどうかしています…良い意味で。

とはいっても、これでもワルンの中では値段が高い方らしいですよ。(他がどんだけ安いんだ…)

ちなみに、下は昼間の写真ですが、パラヒャンガンを通りから見た時の様子です。

この店名を記した垂れ幕?の中に、オープンスペースと店舗があります。
昼に見たら、夜ほどディープな雰囲気には見えませんでしたので、ランチは気軽に入れるかもしれませんね。

ワルン・パラヒャンガン(バリ島ナビ)

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