香港・4:フラワーマーケットロード

佐敦でワンタン麺を食べた後、地下鉄で旺角の一つ先にある太子駅へ。

まず目指したのは、お花屋さんと園芸店が軒を連ねるフラワーマーケットロード(花墟道)です。
といっても、私達がこの通りを訪れるのは今回が初めて。旺角周辺を散策をしていても、太子駅南側の金魚屋街あたりで時間を費やしてしまい、北側まで足を延ばす機会がなかったのです。

ということで、はじめていく場所にちょっとドキドキ(大げさ)しつつ、太子駅から東側に向かいます。
がっ!
お花屋さんを見るつもりが、こーんなエッグタルトのお店とか。

こーんなお菓子のお店に引っかかってしまうのです!(笑)

この梱包用「プチプチ」が巨大になったようなお菓子は鶏蛋仔(ガイダンジャイ)といいますが、ベビーカステラが連なったような形をしています。(名前が覚えられない私は「ポコポコの焼き菓子」と呼んでいます)
口にすると、ホットケーキがもっと素朴にサクサクになったような、どこか懐かしい味。派手さはありませんが、見かけるとついつい買ってしまうのです。

ということで、鶏蛋仔をつまみながら、フラワーマーケットを散策。

でも花屋街は、想像していたのとはちょっと違ったかなあ…
派手なお花がズラッとディスプレイされているか、あるいは市場の様に生花が大量に積まれているか、と思っていたのですが、そのどちらでもない。

特に目についたのは、こんな花たちです。

これ、バラの花なんです。白い網の様なものは、日本でリンゴやモモを包むような梱包材。つぼみが痛まないようにこうして守っているんですね。日本でも卸売りの状態ではこんな保護材が使われているのかなあ?

もちろん花束も売られていますが、やや昔風でベーシックな感じ。でもそういう花束に「日式(日本風)」と書かれていたりするのですが、ん~、どういうのが日式なんだろうか…(香港式の花束がどれなのかを見てみたかった!)

雨がぱらつき始めたお天気のせいもあるかもしれませんが、こういうお花たちよりもむしろ、チャイニーズニューイヤーに向けた派手な正月風ディスプレイのほうに目が奪われてしまいました。というのも、あちこちのお店が赤や金やらですごいんですよ~(笑)

2010年は寅年ということで、トラのディスプレイもあちこちで見かけました。ちょっとブサイクなところがカワイイ(笑)

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