(しかしいったい、このタイトル画像↑は何なんでしょう…どこの国のいつの時代のポスターなのかと。自分で書くのもなんですが)
さて、張保仔洞から勇気ある撤退をしたはいいものの、このままではちょっと何だなあ、ということで、洞窟へ向かう途中に見かけた謎の遊歩道(上の写真)に向かうことにしました!
これがまた、結構急で危なっかしい階段を下りまして。
で、下まで来るとこんな感じ↓ 本当に岩場に遊歩道が通してあるだけです。高波が来たら危ないだろうなあ。
遠くに見える岩の上には、くつろいでいる(ように見える)人影がたくさんあります。この遊歩道を進んでいけば、彼らのところにまで行けるのでしょう。
ということで、ひたすら遊歩道をテクテク。
ところがですよ。
この遊歩道、途中で消えているんです。それも、海面のところで。
えー、どういうこと??
遊歩道が消えた先は、砂浜に大きな岩がゴロゴロ露出している場所。よく見ると、砂に足跡が残っています。で、その先には再び遊歩道が。
こ、これは…
この浜(?)を歩いて、あっち側まで行くってことなんだろうなあ…。
この浜がまた、狭い岩と岩の間を潜り抜けたり、海水を飛び越えて進まなければならないようなところで。
これ、潮が満ちたら帰れないくなるのでは…
でも遠くの岩の上では相変わらず多くの人がくつろいでいるので、とりあえずそこを目指すことにして先に進みます。
が。なんですか、これ↓
このロープを伝って、岩をよじ登れってことなんでしょうか…
しかもですよ、もっとわけがわからないのは、この岩↑を登ると、このすぐ反対側は同じように岩を下るだけなんですっ!(笑) 一体何のためにこれがあるんでしょうか…
でも、これを笑っていたら、次には本当に鎖場がありました(汗)
足場がつるつるした箇所に、こんな具合↓に鎖がかけてあるので、それをつかんでとにかく前進。
あ、上の写真はアングルを傾けています(笑) 実際にはこんな急斜面ではありませんのでご安心を。
でも足を滑らせると海に落っこちてしまうのではないかと思うと、結構コワイです。ハイヒールなどではムリですのでご注意を。
この鎖場を超えると反対側の遊歩道へ到着。皆さんがくつろいでいる岩場はもうすぐです。
振り返ると、私達の姿を見て興味を持ったのか、先ほどまで遠巻きに見ていた香港の若いカップルたちが、私達の後を追ってこちらへ向かってきます。
「○○君、待って~」「ほら、こっちにこいよ」とかやってんのかなあ、広東語で。
ふふふ、まだまだそこからが大変だよ~。でも我々はもうすぐ岩場に到着だ!
ところがですよ。
もうすぐそこ、と思った、皆さんがくつろいでいる岩場は、一向に近くなりません。この遊歩道は、ひたすら遊歩道として、さらに先の山道へと続いているだけのです!
なにそれ?この道では、下には降りられないの?
岩場でゴロゴロしている彼らがどうやってそこに行ったのかは定かではありません。
私達はただ、常識的に「ここからは下りられないだろう」という高さの遊歩道から彼らを見下ろすのみ…
やっぱり、手すりを超えて岩場に降りたんでしょうか…。
あのぉ、張保仔洞といいここといい、香港の人たちはどんだけアドベンチャラーなんですか!
ということで、今回も勇気ある撤退っ!
やむを得ず、遊歩道をそのまま道なりにテクテク歩き続けることになりました。だって、あの岩場をもう一度引き返すのはムリっ!(笑)
道の途中、ふと振り返ると、こんな謎の光景が。
ちょ、ちょっと、あの女の子は海にでも飛び込むつもりなのっ!?
…という光景ですが、どうもこの子は、海を背景に記念撮影をしてもらおうと、あの崖っぷちに立ったようです。
でもだからって、普通そんなところにまで行くかなあ!?
まったくもう、香港人はどんだけ(以下略)
ということで、次回もまだまだ長洲島を歩きます。もうおなか減ったよ~!