香港・30：真味で海鮮！長洲島６

お待たせしました～ようやくごはんの話で～す！

長洲島に来てからというもの、洞窟に入りそこねたり、岩場をヨタヨタ歩いたり、迷子になりかけてなぜかお墓に行っちゃったり、話の途中でネコに気を取られたり…

呼んでない呼んでない…

とにかく、前置きが長くなりましたが、離島に来たら海鮮ですよ！
ということで、本日のランチは海鮮専門店「真味」にやってきました～

フェリーの埠頭に面した道を、洞窟と反対方向、北側にしばらく行った先にあります。
といってもこの通りは海鮮のお店が軒を連ねているので、適当に気に入ったお店に入っても良いのではないでしょうか。

私達の場合、最初にこの島に来たとき以来、なんとなくここにしています。
以前は他のお店よりもお客が多く、きっとここがおいしいんだろうな、という程度で決めたのですが、他のお店と比較してどうなのは、実際のところ不明です。

他のお店に入ってみてもいいのですが、今回は、裏通りから出てきたところがちょうどこのお店のすぐそばでして。お店のおばさんに強力に客引きされ、まあいいか、と、またこのお店になったという感じです。

あ、写真に写っているのは店舗側の方ですが、道を挟んで、海に面したオープンテラス（と言うほどステキではありませんが、冒頭の写真の様な感じ）があるので、お天気が良ければそちらの方が気分がイイと思います。

さて、私達がこれまで行っていた南Y島から長洲島に変えたのは、南Ｙ島のオシャレ度が高くなったから、と書きましたが、もうひとつ大事な理由があります。

それは、シャコです。

日本ではそれほどメジャーな食材ではないように思いますが、香港では、シャコのニンニク揚げはよく見かけるポピュラーなメニューです。
殻ごと揚げられた山盛りのシャコの身を、一つ一つクニャクニャさせながら剥いて食べるのは、香港の楽しみの一つ。どーです、このたくさんのシャコ！

この楽しみを知ったのは南Y島だったのですが、ここのところ、以前のように小さなシャコを山盛りではなく、とても大きなシャコを数匹だけ出すようになりました。でもそれでは、シャコをむく楽しみがない…

「大きいシャコより、小さなシャコをたくさん」と頼んでも、どうもシャコは大きいものが良いらしく、「小さいのはない、こっちの方がいい」としきりに勧められてしまいます。日本人客はその方が喜ぶようなのですが、私達にとっては、はっきりいってツマラナイ（笑）

そんなときに気が向いてこちらの島に来たら、島はのんびり田舎っぽいし、海鮮料理も素朴で安いし、シャコは小さいし（最後の理由はオカシイ気がしますが　笑）。

というようなこともあり、ここ数回は南Ｙ島ではなくこちらに来るようになったというわけ。
食通の人が聞いたら「？」な話かもしれませんが、小さなシャコの殻をひたすらむくのもイベントですから楽しまなくちゃね～！
（実際、もし殻がついていなかったら、特にシャコを食べたいとは思わないんですよ。ということは、むくことが目的！？）

そしてもうひとつ、こういうお店に来て必ず食べるのは、ゆでエビです。
単にゆでた海老を剥いて、おしょうゆのタレにつけて食べるというだけのシンプルな料理ですが、これがおいしい。

凝った料理は味に差が出るので何とも言えませんが、こういうシンプルな調理法なら、安くてたくさん食べられる田舎の海鮮レストランがお得。私の感覚では、香港の街中と比べ二、三割は安いと思います（もちろん内容にもよるでしょうけれど）。お財布を気にせずパクパクと食べられるのがうれしい。
海風に吹かれながら離島で海鮮三昧、いいですよ～

ただし今回は、食べすぎないよう、注文は控えめに。このほかに頼んだのは、揚州チャーハンと、季節の野菜くらいです。いつもは、これでもか！というくらい食べてしまうのですが、我ながら大人になったなあ…

（前回、北京ダックの名店「鹿鳴春」で食べすぎ、翌朝体調不良に見舞われたことから学びました…いくらおいしくても、食べすぎはイカンよ、うん）

う～ん、シャコもエビも存分に食べて、満足満足！

こうして、離島での海鮮ランチを済ませた後は、また通りの店を冷やかしつつ、帰りのフェリーに乗るためのんびりと埠頭へと向かったのでした。

おまけの一枚。

帰りのフェリーの前の席で、男の子がお弁当（テイクアウトの焼臘飯）を食べてました～！人が食べているものはおいしそうに見える…

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