香港・39:街市(市場)でお粥!妹記生滾粥品

香港4日目。今日は帰国する日です。
最後の朝食はお粥に、と決めていましたが、私が好きなのは何といっても羅富記粥麺専家。香港に来始めたころはあちこちでお粥を食べてみましたが、どこで食べても羅富記にはかなわないのです(単に個人的な好みですが)。
ということで、今回も羅富記のつもりでいたんですけどね。

初日に花園街街市に行ったとき、何気なく上の階のフードコートを覗いてみたところ、なんだかシンガポールのホーカーズ(屋台がまとまった庶民的なフードコート)のような雰囲気で面白そう。特に旦那は、興味津々です。

「何か食べてみたいね」というので「ここには地元で人気のお粥やさんがあるけど、今の時間は閉まっているよ(※)」と返事をすると「じゃあ、今度朝に食べにこよう!」と言うではありませんか。(※朝6時半から午後3時までだそうです)

ん~。

朝は川龍村と蓮香楼には絶対行きたいから、となると、お粥が食べられるのは最後の日だけ。でも、一度は羅富記にも行きたいんだけどなあ…。
ホント、香港に来ると毎回、こういう選択に迫られて困ります(笑)

でも今回は、行ったことのないお店に行ってみようと気持ちを切り替えて、妹記に行くことにしました。エライ、私!(どこが)

朝、荷物を整理し、後はチェックアウトするだけというところまで準備してからホテルを出発。旺角駅から花園街街市に向かいました。

3階のフードコートは、朝食にしては遅い時間だったためか、もうお客さんもまばら。鳥好きのオジサンたちが、自慢の鳥の籠を手に、ぼちぼち引き上げようとしている頃合です(冒頭の写真)。

でも、妹記生滾粥品の前には結構人がいるんですよねえ。やっぱり人気があるんでしょうねえ。

で、ここのお店、地元の市場の3階という観光客には入りにくい場所にありながら、驚いたことに日本語のメニューがあるんです!お店に行くまではちょっと勇気がいるかもしれませんが、足さえ運べばハードルは低いかもしれません。

さて、今回私達が頼んだのは、皮蛋痩肉粥。ピータンと赤身のお肉の入ったお粥です。
「お粥といえば羅富記」の私ですが、同時に「お粥と言えば皮蛋痩肉粥」。これまで食べた中で、このメニューはどのお店でも外れが少ないのです。
(あ、前に鏞記以外のピータンはあまり好きではないと書きましたが、お粥に入っているピータンなら他でもOKです。臭みを感じにくいからかなあ?)

でも、出てきたお粥はこんな感じ… 中の具が見えませんね(笑)

中をかき回して撮ればよかったかなあ…でもまあ、こういう感じということで。上乗っているのはレタスです。

食べてみると、食感はクリーミーですが、味はどちらかというとあっさり系。だしがお魚系だからかもしれません。好みでいうと、もっとだしの味が強い羅富記の方が好きですが、これはこれでおいしい…というか、これまで食べたお粥の中では羅富記の次においしかった…ような気がします(もう他のところはよく覚えていないんですが!)

次にランガム・プレイスに泊まるときには、またここに来ることになりそう(笑)。

妹記生滾粥品(HISのサイトにも出てました~ビックリ)