香港・42:九龍水果批發市場(果物の卸売市場)

パイナップルパンを食べながら新填地街の青空市場をテクテク歩いていたら、油麻地駅近くで通りの雰囲気が変わりました。
人気の少ない、倉庫のようなレトロな建物の中を覗き込むと、シャッター越しに段ボールがいくつも積み上げられているのが見えます。

あれ、ここは一般人向けではなくて、プロの卸売市場っぽいなあ…

しばらくいくと、道にリンゴの段ボールが積み上げられていました。どうやら果物の市場のようです。
後で地図を調べると案の定、「九龍水果批發市場」と書いてありました。

朝の遅い時間で、おそらくもう取引は終わってしまったのでしょう、人影もまばらといった感じでしたが、市場の規模自体は結構大きいようです。

今までこんな場所に卸売市場があるとは全く知りませんでした…
まあ、ガイドブックには載っていないでしょうし、自分の足で歩かなければ気がつきませんよね。無計画な散策は、こういう出会いが面白い。
朝早く来れば、香港商人さんたちで活気づく市場を見られるのかもしれませんね。

それにしてもこの市場、建物がえらくレトロなんですよ~!
写真をセピアにしてみましたが↓、こうしてみると、一体いつの時代の写真かわかりませんねえ。

仕入れた果物を台車で運ぶお兄さん↓ その背後をよく見ると…

幼稚園の壁際に、果物の段ボールが山積みになっているんですが(汗)
これでいいんだろうか…
まあ、ここは香港だしなあ。なんでもありなんだろうなあ。

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