「出張帰りに松島へ・5:記憶の中の瑞巌寺」からの続きです。
いや、続きですと言っても続いていないんですが、この辺で松島で食べたものについて。
この冬訪れた時、松島はちょうど牡蠣の食べ放題が始まるころでした。
また、松島観光協会の電脳松島絵巻によると、松島三ツ星ランチなどという企画もあるようです。(詳細は直接ホームページでご確認ください)
メインブログで吉祥寺のランチを紹介している私としては、三ツ星ランチというのは興味があります。それに松島といえばやっぱり牡蠣ですよね~
と、いいたいところですが!
地元吉祥寺では一人ランチがあたりまえの私でも、観光地で一人で牡蠣の食べ放題とか、一人でホテルの豪華ランチとかは、やっぱり気が引けるわけですよ!
それに、冬に訪れた際には、瑞巌寺で動揺してしまい、松島では何も食べる気になれなかったのです。
では夏はどうしたかといえば。
おみやげ屋さんがある通りを一通り歩き、食事ができそうなところも探したのですが、さすが観光地ですから気のきいたところは高そうですし、やはり一人では入りにくい雰囲気。
どうしようかな…と考えあぐねていたところで、あるお店で「仙台麩」の字が目に飛び込んできました。
仙台麩!これですよ、これ↓。
「油麩」とも呼ばれているようですが、宮城県北部の特産品です。
麩なのですが、油で揚げているためか食感がしっかりしていて、煮もの、鍋物などに入れるとおいしい(注:今話題のステマではありません)。ちなみにこれ、香港でお粥にトッピングする油条(揚げパン)によく似ています。
商品のパッケージに描かれているのは肉じゃが。こんな感じで色々使いでがあるようです。
以前宮城県のアンテナショップで買って以来、ウチでもよく使っているのですが、自分で適当に料理に使ったことはあっても、外で仙台麩の料理を食べたことはありません。
これは一度くらいお店で食べてみようかな、ということで、そのまま入ってみることにしました。
ランチレポではないのでお店の話は割愛します…というか、実はあまりよく覚えてない(苦笑)。おみやげ屋さんの一角が食堂になっているようなお店でした。
で、食べてみたのが「油麸丼」というもの。
親子丼の鶏肉のかわりに仙台麩が使われている感じです。
で、お味の方は・・・
意外と普通(笑)。
お店ではすごく工夫されていたりすごく変わっていたり、何かしら、私が自宅で使うときとの違いがあるだろうと思っていたのですが、特に変わったこともなく(笑 逆に自分がやっていることは間違いじゃないんだな、という確証は得られました)。
ものすごくおいしい、というようなものでもありませんが、これまで仙台麩を食べたことがないという人には、風変りで面白いのではないかと思います。あとダイエット中とかね!お麩はもともと精進料理に使われるものですからね!
ちなみに油麸丼は数年前からご当地B級グルメとして人気なのだそうです。
まあ、牡蠣の食べ放題やホテルのランチに行ける人にはそちらをお勧めするとして、私のようなおひとり様は、こんなものもありましたよ、ということで。
次は、瑞巌寺のお隣に行きますよ~