またまたずいぶん久しぶりの更新になってしまいましたが、「出張帰りに松島へ・7:円通院の紅葉と数珠作り体験」の続き…いえ、話自体は続いていないんですが、夏に訪れた時の話です。
松島の街中を歩いていると、天守閣のような建物が見えるのです。でも、松島にお城なんてあったかなあ?
ふらふらとその方向へ向かうと、「日本三景展望台 松島城天守閣」という謎の看板が。
なんだそれ… でも展望台なら中に入れるのかなあ?
とにかく階段の先を目指します。
するとやがて、天守閣風の建物が目の前に。
んんん~?
やはりこれは本物の天守閣ではなさそう…。でもそれっぽく作ってあるなあ。
そのまま建物の入り口に向かうと、若い男性が受付に座っています。「ここ、松島城って書いてありますが、そういうお城が実在したんですか?」と聞くと、その明るいオタク風の男性は「いえ、ここは天守閣風の展望台です」とアッサリ。やっぱりね(笑)
でもまあ、眺めはよさそうだし、試しに(?)上に登ってみることにしました。
ちなみに料金は300円くらいだったかな。
でもね。
これがなかなかスリリングなんですよ(笑)
狭くて急な階段が、なんかこう…よじれているような感じに斜めになっていて、踏板が水平じゃないんです!
ぎええ、これはコワい… そのまま階段が傾くのではないかという気がして、つい足が急いでしまいます.(笑) 吊り橋効果を狙うには絶好の場所かも(笑)
展望台まで上ると、松島を一望する良い眺めです。
でも階段でバクバクした心臓が落ち着かず、なんとなくあたりを眺めた後、そそくさと階段を下りてしまいました(笑)
展望台を出ようと受付を通ると、受付のお兄さんに「これ、売り物なんですけど、良かったら」と何かを手渡されました。外に出て、何だろうと開けてみると、なぜかご当地キティーのストラップ。
何故キティーなんだ(笑)。
そんな感じで、個人的には何か不思議な記憶が残る場所となりました。
本物の天守閣ではないにせよ、興味があれば、行ってみるのも面白いかと思います。