沖縄・2:田そば(沖縄そば)

那覇到着までに、まず真っ先に決めなければならないのが、本日のランチ(笑)。
沖縄でランチが食べられるようにと朝出発の便を選んだくらいですから、ここはぜひおいしいランチをいただきたい。といっても、今日めぐる予定のコースからあまり外れるのも大変だし、第一「今日めぐる予定のコース」自体、まだ何も決まっていないんだけど!

うーーーん。どうしよう…。(ちなみに、旦那は私任せで爆睡してました)

初の食事は、やはり「沖縄のもの」でしょう。ということは、やっぱり沖縄そばかなあ。でも、昔国際通りで食べたソーキそばは、スープは臭みが強いし麺も硬くて、あまりおいしくなかったんだよなあ…。

今回の唯一の情報源「るるぶ」を何度も読み返し、結局「ここ」と決めたのは、「田そば」というお店でした。

決め手は、駐車場(レンタカーなので)があること、首里城から遠くないこと、そして、「上品な味わい」というるるぶの紹介文。国際通りの件があるので、クセがなさそうなところを選んだというわけです。

ただ「上品な味わい」という割に、人気No.1と紹介されている写真はドデカい三枚肉が器からはみ出した「圧倒的ボリューム!三枚肉そば」だったりするところに矛盾も感じつつ、もう他に情報源がないんだからしょうがない。

まずランチをここでとった後で首里城に行って、あとは恩納村のホテル方向へドライブしながら、色々立ち寄って…
という恐ろしくアバウト(というか適当)な予定をたてたところで、飛行機は那覇空港に到着。予約していたレンタカーを借り、さっそく「田そば」にGO!

知らない街を走るので、移動に時間がかかるかと思いましたが、カーナビのおかげもあってあっさり到着。外にいたおじさんの誘導で駐車場に車を止めて、すんなりと入店です。

田そばは、どこか東京のお蕎麦屋さんのような落ち着いた店構えで、店内には私たちのような観光客のほか、地元のサラリーマンらしき人たちもお昼を食べに来ています。
そんな中で注文を待っていると、私たちも、観光地に名物を食べに来たというより、普通に出先でお昼を食べに来た気分。お店の人も気さくでいい感じです。

注文したのは、どでかいお肉が乗った「三枚肉そば」ではなく、普通の「田そば」。二種類のお肉がのっていました。

で、食べて驚いたのですが、以前国際通りで食べたソーキそばとはまるで違う!
非常にあっさりとしてクセのない、でもうまみたっぷりのだしは、カツオや昆布の風味が強く感じられます。そこにつるっとした麺。中華そばよりはうどんに近いような。

こ、これはおいしい… 沖縄そばって、こういうものなんだ…。

もっともお店によって麺もだしも違うので、「これこそが沖縄そば!」ということではないのでしょうけれど、少なくとも、記憶にあったものよりもかなりおいしい。
あ~、沖縄、いいかも~(胃袋を抑えられると弱い 笑)

諸条件が重なって、たまたま選んだお店ではありましたが、沖縄で最初に食べたのがこのお店で、まずは良かったと思います。
あと、「女性の方にサービスです」と、ゼリーを出してくれたのもうれしかった(笑)

さて、腹ごしらえが済んだところで、首里城に向かうとしますか!

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