沖縄・9:「元祖海ぶどう」で海ぶどうを食べてみる

ホテルで一息ついた後は、いよいよ本日の夕食!
この日はホテルで豪華にディナー…なんてことはもちろんなくて、タイトルからしてわかるように「海ぶどう」です。

海ぶどう、人気があるみたいですねえ。
私も一度食べたことはあるのですが、実のところ、どんな味だったか全く思い出せません…と言いますか、旦那に言われるまで、食べたこと自体を忘れていました!
とはいっても、これだけ人気があるということは、きっとおいしいはず。ホテルの近くに「海ぶどう丼発祥のお店」があると知り、そこへ行ってみました。

目指すお店の名前は「元祖海ぶどう」。(そのまんまだなあ 笑)
テレビなどにも出ている有名店ということですが、行ってみると、田舎の定食屋といった佇まい。中に入っても、地元沖縄の人が夕食を食べる定食屋という雰囲気。店員さんもフツー、というかフツー以上に愛想なし(笑)。違うのは、有名人のサインがたくさん壁に貼られていることかなあ…。

さて、店名からして海ぶどうがメインなのかと思いきや、他のメニューもいろいろ揃っています。
せっかくなので私は、沖縄の料理がいろいろセットになって小さい海ぶどう丼も付いた「海ぶどうキャレル」、旦那は「海ぶどう丼」を頼んでみました。

海ぶどうキャレルの内容は、海ぶどう丼、沖縄そば、ミミガー(豚の耳)、てびち(豚足)の煮付け、ゴーヤチャンプルー、じぃまみ豆腐。

じぃまみ豆腐は、私はこのとき初めて食べました。ごま豆腐に似ているけれど違うし、一体何なんだろうと思いつつ食べていましたが、ピーナツで作ったお豆腐なのだとか。
(那覇でじぃまみ豆腐を売っていたおばさんに聞いたところ、「じぃまみというのは、地の豆、という意味で、ピーナツのことなんですよ~」と教えてくれました)
これはなかなかおいしいですね!

他のものもそれぞれおいしかったですが、沖縄料理が一般的に食べられるようになっているせいか、独特な味付けとか、珍しいものという感じでもない。まさに「沖縄の定食屋さんで普通にご飯を食べた」という感じです。

あ、沖縄そばは、田そばとはまた違い、私のイメージしていた沖縄そばに近い濃いめの味でした。これはこれでおいしかったですよ。

で、肝心の海ぶどうですが。

・・・。

覚えていなかった理由がわかりました。
プチプチとした食感以外これといった特徴がない、ただ「プチプチの海藻」という印象でした!

いえ、面白いんですけどね。それに、決して不味くはない。私は基本的にモズクやメカブなどの海藻類も好きですし。
でも海ぶどうって、結構高いんですよね…。あの価格設定は観光客向けなのでしょうか?それとも実際に、収穫するのに手間がかかるのかな?

個人的な感想としては、ちょっとした箸休めに出てくるなら面白いですが、わざわざそれを目当てに行くものでもないかなあ、と。
でも、食べたことがない人は、沖縄名物ということで、とりあえず一度は食べてみると良いかと思います、ハイ。
(すんごく淡白な感想でスミマセン…。さーたーあんだぎーとの温度差が…)

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