沖縄・11:何かと青い万座毛

朝食を済ませてホテルを出発、本日はレンタカーで海沿いの道をひたすら北上します!

昨晩夕食をとった元祖海ぶどうを通りすぎ、まず通りかかるのが景勝地「万座毛」。象の鼻の形をした岩で有名ですよね。

前回沖縄に来た時、観光をほとんどしなかったと言いつつ、ここには立ち寄った覚えがあります。
ただた覚えているのは、「岩と海があったこと」と、駐車場に軒を連ねているおみやげ屋さんで、サンゴのストラップを値引きしてもらって買ったことくらいなんですよね…(なんちゅう思い出だ!)

ということで、ほとんど初めてのような気分で行ってみました!

駐車場に車を止め、そのまま周りの観光客の人たちについてテクテクと歩いていくと、岸壁に広がる原っぱにやってきます。「万座毛」というのは、「一万人が座れる原っぱ」という意味だそうで、この原っぱが名前の由来なんですね。

原っぱを囲むように柵が作られ、遊歩道が整備されているので、その道に沿って進みます。
私達の前には修学旅行?の生徒たちがゾロゾロ。近くを歩くと引率の先生間違えられるかなあ…(そんなことはない!)

それにしても、空も海も青い!日の当たり具合が良いのか、海の青がとてもきれい(冒頭の写真参照)。
風が強いせいか、それともこれが日常なのか、空気もとても澄んでいて、太陽の光が直に降り注いでくるような印象です。(東京の太陽は、晴れていてもベール越しのような感じ…)

そうこうするうちに見えてきたのが、「象の鼻」として知られる奇岩。
こうしてみると、確かに象に似ているかも…(吉祥寺のはな子と比べてみてね

遊歩道はそれほど長くなく、象の鼻を見てしばらく歩くとすぐに回れる程度です。それが物足りないのか、柵を乗り越えて芝生でくつろいでいる人がいたりして…

って、そこ、座っていいの??

柵が張られている場合は、そこから出てはいけないと思ってしまう日本人気質の私ですが…

こうして遊歩道をぐるっと一回りして駐車場に戻りましたが、そこでビックリしたことが。
私達が今回借りたレンタカーはきれいな青で、「沖縄の海のイメージだね」などと旦那と話していました。
この日駐車場に車をとめた時、周りにはこの色の車はなかったのですが、もどってきたら…

なんですか、なんのCM撮影ですか!(笑)

なぜか私達の車の周りに、同じ色の車がズラリと並んでいるのです!
どうしてこんなことになったんでしょう…
(駐車場はそれほど混んでいなかったんですよ~)

この色、行きかう車を見ていると、「わ」ナンバーのレンタカーばかりなんですよね。やはり車の色からも「沖縄」を楽しんでもらおうということなのでしょうか。そして観光客の人も、きっとこの色に何か感じるものがあるのでは。
同じ色の車がとまっているのを見た人が、なんとなく親しみを感じて隣に駐車し、それを見た人がまた隣に…ということが続いたのかもしれません。

海も空も青い万座毛。でも今回に限っては、駐車場がいちばん青かった、かも??

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