沖縄・13:美ら海水族館で思うこと(前編)

この日のメインイベント(?)は、いまや「沖縄に行ったら外せない!」といった感のある、美ら海(ちゅらうみ)水族館。ジンベエザメ三匹(三頭?)が泳ぐ大水槽でおなじみですよね。
私も旦那も水族館の類は好きなので、ここは楽しみにしていました。

途中「道の駅許田」でチケットを買い(ここで買うのが一番安い!)、寄り道しつつも一路本部半島へ。名護湾あたりの道は快適なドライブコースでした。

さて、先は長いので、入館までの話は省略し、ササッと中にいっちゃいましょう。

入ってまず目についたのは、沖縄のサンゴ礁を再現したらしい、サンゴの水槽です。

見上げるとキラキラと光る水面やサンゴたちが、ここ3年ほどダイビングしていない私にとっては妙に懐かしい感じです。
Cカードを取得する前は何気なく見ていたこういう水槽も、実際に自分で海に潜るようになってから見ると感慨深いというか、何やら不思議な気持ちになります。レギュレーターをくわえず、服を着て立ったまま、たくさんの種類の魚が一度に見られるというのはスゴイ。スゴイし不思議(笑)

実際に海に潜るのと水族館で見るのと、どちらがいいということはありませんが、誰でも…小さな子供でもお年寄りでも、こうして海の様子が見られる施設があるということのすごさを、海に潜ってみて改めて感じます。

他に色々な海の生き物の水槽や展示がありますが、それらについては他の水族館とそう違わないかな。
ただ正直なところお客さんが多く、なぜかお行儀がよくない人も多くて、ゆっくりと見られないところも多くありました。
水族館に着くまでは車も人気も少なくて、人が少ないな~なんて思っていたんですけどね。沖縄を訪れる観光客の多くが立ち寄るので、混雑しているのでしょう。

ということで、そういう展示の前ではあまり粘らずさっと流し見して、いよいよメインの大水槽、「黒潮の海」です。

黒潮の海のコーナーに近づき、階段の上の方から見下ろすと、水槽の横の席でくつろぎながらマンタの飛来(のように見える 笑)を楽しんでいる人たちの姿が。

おおっ、これはすごいかも…。

そしていよいよ正面へ。

で、でかっ!
視界いっぱいに広がる大水槽も、ジンベイザメも大きい!

大阪の海遊館で見たときも驚きましたが、この大きな魚が三匹、ゆうゆう泳いでいるんですから、水槽の大きさが知れようというもの。
マンタも時々やってきて、ひらひらと羽ばたくように泳いでいきます。この写真を見ると、なんだか図鑑の見開きページのようですね(笑)

この写真は水槽正面、距離的には少し離れたところにある座席から撮ったものですが、冒頭の写真のように間近で見ることもできます。間近で魚たちを観察するか、のんびりと雰囲気を楽しむか、お好みでポジションを決められます。
私は近くに行ったり、遠くから見たり、行ったり来たりで(笑)

ただ…
この大きさに圧倒されると同時に、なにかこう、腑に落ちないものがあったのも事実なのです。

それが何なのかという話は、後編に続きます。

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