パリ旅行・13:ルーブル美術館に行ってみたんだけどね(前編)

あ~、旅行から帰ってきてからなんだかんだで時間が経ってしまい、徐々に記憶がおぼろげに…(涙)
でもまあそんな中でも覚えていることを記録していきますね。

カフェで一息ついて、次に向かった先はルーブル美術館。サンジェルマン・デ・プレから少し歩いてセーヌ川を渡ると、意外にも、もうそこがルーブルだ。

パリ中心部の地図を見ると、私たちのホテルがあるモンパルナスは地図の南端で、ルーブルは中心あたり。
見た感じだいぶ遠そうなのだけど、実際には2km程度で、歩いても平気な距離。東京などと比べるとパリはだいぶ小さく、徒歩でもあちこちに行けてしまう。しかも街が美しいので、風景を眺めながら歩くのもまた楽しい。

この日ルーブルに行くのに旦那が選んだのは、ポン・デ・ザールという小さな橋を通るルート。

この橋、通称「芸術橋」は、上流階級の人たちが散歩するため(!)に19世紀作られた歩行者専用の橋なのだとか。(しかも昔は有料だったらしい!)

橋は全体が板張りになっていて、真ん中にベンチが並べられている。ここで休憩しながらセーヌ川を眺めようということなんだろう。
しかし「上流階級の」「お散歩用」の橋って…(汗) さすが本家ブルジョアはやることが違うなあ。

この橋の向こうに大きな建物が見えるのだけれど、その建物はまるで城壁みたいに、途切れることなくズラーーッとつながっている(写真に写っているのはごくごく一部です)。

あのどこかがルーブルであることはわかるのだけど、どこからどこまでがそうなんだろう…と思っていたら、

その「ズラーーッ」が、実は、全部ルーブル宮殿(汗)

で、でかっ!

現在ルーブル美術館になっている建築物は、かつては城塞であり、それを改築して王宮としても使われていたもの。
それを考えると納得なのだけれど、しかしデカイ!デカイし、このバロック様式のゴテゴテ感が…うーむ、中に入らずに外から見ただけでも、十分「すごいものを見た」感があるというか、もう早くも「お腹いっぱい」な感じだったりして…。

このすんごい建物に取り囲まれるように、ピラミッド・ド・ルーブル(ダビンチ・コードでも出てきたガラスのピラミッド)があり、そこが美術館のエントランスになっている。(冒頭の写真参照)

いや、しかし、本やテレビで見ているのと実際足を運んでその場に立ってみるのとでは、受ける印象が全く違う!で、中に入ってみるとさらに「イメージと違う!」ということになっていたわけ!(私の個人的なイメージなんだけど)

この続きは次回!

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