元河原湯@肘折温泉

今回肘折温泉で泊まったのは「湯宿 元河原湯」という旅館です。

肘折温泉の中で最も北寄りに位置する旅館。
以前泊まったのは偶然にも最も南寄りにある旅館でした。なぜ私たちはこの小さな温泉街を両端から攻めているんでしょう…(笑)

いかにも「湯治場」的なところが多い肘折にあって、この宿の外観は比較的「旅館」らしく、初心者(?)向けかも。あまり派手さはなく、田舎の温泉宿という雰囲気ですが、少なくとも外観で恐れをなすような旅館ではありません。(肘折にはそういう宿があるんですよ!)

といっても、私たちが泊まった客室は下の写真のような感じ。
他の部屋より広めのお部屋のようでしたが、昔ながらの旅館…というより、ちょっと民宿チックかも。(高いプランで使うお部屋はもっときれいなのだと思います)(※追記:これは2009年のハナシです)

私たちは多くを期待していなかったので問題ありませんでしたが、ホームページなどを見てきれいなお部屋を期待していると、ちょっとはずしちゃうかも?

窓の外はすぐに川があり、窓からの眺めは悪くありません。旦那はしばらく窓辺に座ってのんびりくつろいでいました。

館内のフロントや食事どころなどはリニューアルされたばかりのようで、なかなか小奇麗でした。一角には↓こんなコーヒーサロンもあります。

ちょっと予定外だったのが、この旅館内でネット接続可能なのが、フロントにある共有のパソコン一台のみだったこと。
宿のホームページには「インターネットOK」とあったので、自分のパソコンがつなげるともくろんでいたのですが、そういう状況ではブログの更新どころかネット徘徊もはばかられ、結局メールのチェックしかできませんでした。

普段どうしているのかな?
スタッフの方にネット環境を確認すると、「インターネットって、とっても便利みたいですね!きっと、今は出来て当たり前なんですよね…」とのお返事。むー、この辺りでは皆さん、まださほど使っていないみたいです。
(※追記:しつこいようですが2009年のハナシです!)

もっともここは山間の湯治場なのですから、宿で使えるだけでも感謝せねば…。

そうそう、肝心の温泉の話。

この宿の温泉は、独自の源泉と肘折の源泉二つ、計三つの源泉のお湯を混ぜて使っているそうです。
鉄分が豊富に含まれているようで、やや赤く濁ったお湯。写真では全体に赤っぽく見え、写りがよくありませんが、実際には写真で見るよりきれいなお風呂でした。

最上階の大浴場は撮れませんでしたが、下は貸し切りの家族風呂です。(家族風呂は、空いていれば貸し切りにして自由に入ることができます)

写真ではわかりにくいかもしれませんが、2,3人一度に入れる程度の大きさです。(3人はきついかな?)
大浴場の温度が41度程度なのに対し、家族風呂は38度とぬるめ。お子さん連れでもゆっくり入れそうです。(というか、肌の薄い私にちょうどいい温度です 笑)

その他肘折温泉には共同浴場もあり、フロントで入浴券をもらうことができるので、外湯に行ってみるのもいいと思います。(ただし、お風呂の雰囲気は玄人向けかも??)

宿の食事の話は次回に続く!

湯宿 元河原湯