バリ・02:チャイナエアラインで台北乗り継ぎ、デンパサール行き

このツアーは、前記のとおりホテルのクラスに対して料金が破格の安さでした。
ということは、当然のことながらどこかで帳尻があわせられるわけでして。
今回の場合、おそらくそれは飛行機の便だったのでしょう。

私達のフライトは、チャイナエアライン(中華航空)で台北で乗り継ぎ、深夜(現地時間午前1:20)にデンパサールに到着するというものでした。
(※中華航空と書くと中華人民共和国の会社と思う方もいるかもしれませんが、台湾の航空会社です。台湾は中華民国、つまり中国共産党が中華人民共和国を樹立する前の中国の名称を使っているのです)

んん~っ!チャイナエアラインかあ…。
ガルーダ・インドネシア航空に不安を覚える私ですが、チャイナエアラインもなあ…。

日本では小牧空港での大事故もありましたが、何しろ事故率がね。リンク先は5年前の情報ですが、2009年のデータでも大差なさそうです。
といっても、格安ツアーを選んだのですからそんなことを言っても仕方ありません。とにかく無事を祈りつつ、まずは成田から台北、台北からデンパサールを目指します。

さて、国際線で気になるのはやはり機内食でしょう!今回は乗り継ぎがあるため、行きに2度、帰りに2度の機内食があります。

まずは、成田~台北の機内食。私がいただいたのは、魚介のドリアでした。

実はこれ、CAのお姉さんが「○○と、魚介のリゾットがございます」というので、リゾットなんて珍しいなあと思って頼んだものなのです。ところが、出てきたのはなぜかドリア(笑)。誰か日本語を間違えて教えたのかなあ…

で、味はね、味は…あまりしなかった(笑) なぜかは知りませんが、きわめて薄味のドリアでした。

ドリアの他に、生ハムのサラダとパン、チョコレートケーキ。このチョコレートケーキはちゃんとしたガトーショコラで、なかなかおいしかったです。
でもパンは、なんだかおかしな加熱具合で、部分的に妙に硬くて、ちょっと食べられない…

台湾はご飯がおいしいのに、機内食はちょっとあれだなあ、などと思っているうちに台北に到着。
口直しに、空港で何か食べようかと思ったのですが…

私達の便が出発するゲートは、空港の中でも辺鄙なところにあったようで、ゲート周辺には、なーんにもない。人もいない(笑)。まるで地方空港みたいな状態です。

周りにいるのは、おそらく同じ格安ツアーで来たのであろう日本人客ばかり。皆同様に、途方に暮れています。

あー。
台北経由なら少しは空港で楽しめるかと思ったのに、この便は色々な意味で楽しみがない(笑)
ま、しつこいようですが、格安ツアーですからね!

こうしてぼんやりゲートの前で搭乗時刻を待ち、今度は一路デンパサールへ。
台北からデンパサールの便は、成田~台北間とは違う、小さい機体でした。
しかも、各席にビデオのモニターがない!
わー、国際線でビデオがないのって、久しぶりだなあ…

私は普段から機内でビデオは見ないので特に問題ないのですが、いつもビデオ鑑賞をしている人は、長いフライトで退屈してしまうかもしれません。本か何かを用意した方がいいかもしれませんね。

台北~デンパサール間での機内食はこちら。

えーと、正直言うと、ほとんど食べなかったのでよく覚えていません

パスタ(らしきもの)が給食のソフト麺状態で…しかも味がない…(汗) 成田~台北間のことがあったので、ケーキはオイシイかと思いましたが、このときはケーキもそうでもなかったかな…

帰りの便での機内食も一挙公開しましょう。
こちらが、デンパサール~台北の食事。

で、台北~成田の食事。時間帯にかかわらず、機内食は毎食ガッツリ出ました。が…


あ~…

エコノミークラスの機内食なんて、そもそもどこの航空会社でもそうおいしいものではありませんが、ほとんど食べなかったのは、今回が初めてかもしれません(涙)

もっとも、味をどう感じるかは体調にもよりますから、たまたまその時の私の体調に合わなかっただけかもしれません。
でも、少なくともパンは提供の仕方を考えたほうがいいんじゃないかなあ… 毎回毎回、電子レンジで加熱してしまったパンのような、変な硬さなんです。
いや、とにかく今回は、格安ツアーなんですから文句は言えません!(←言ってるけど!)

チャイナエアラインでよかったのは、CAのお姉さんたち&チャイナ服風の制服がかわいかったことくらいかなあ…。

なお、旅行前に送られてきたH.I.Sの案内には、乗り換え地でトラブルがあった場合の連絡先が書かれていました。
私達の行きの便は、乗り継ぎの時間が一時間しかありません。ということは、台北着の便が遅れると、乗り継ぎに支障が出る可能性もあるのです。

今回はスムーズに乗り継ぎできましたが、こういうリスクも、安いツアーならではかも。
もしこのようなツアーを利用することになった場合は、万が一の場合にどうするかをしっかり頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。

★バリ島旅行記2010年目次