バリ・22:とりあえずゴア・ガジャに行ってみた(後編)

さて前記のとおりゴア・ガジャに来て、ガイドブックなどによく出ている象の洞窟?(おっさんペコちゃん)の中を見学しましたが、ん~、ちょっとなんだかなあ、という状態だったわけですが。

洞窟からでてあたりの様子を見ると、さすがに古い宗教施設だけあって、色々と歴史のありそうな建物なども点在しています。
それが何なのかはよく分からないまま、そのあたりをなんとなくウロウロ。

そしてそのまま、人が流れていく方向に成り行きで向かいました。
すると、うっそうと茂る木々の陰になったところに、ちょっとした谷を下るような階段が(冒頭の写真です)。
そこは、あたりに比べてひんやりと涼しく、それでいて時折木漏れ日が差し込むような、やけにさわやかな空間だったのです。

谷間には小川が流れていたりして。あー、なんだか気持ちいい場所だなあ。

これは谷から上に戻るところですが(冒頭の写真の反対側からとった様子)、なにかこう、この階段が「天国への階段」とでもいうような…(あ、それ、どこぞのドラマのタイトルでしたっけ?そのドラマは見ていませんが)。

おっさんペコちゃんについてはよくわかりませんが、この谷の雰囲気は、何か聖地っぽいというか、心洗われるというか。仰々しくはないのですが、特別な場所なのだろうという印象を受けました。

このゴア・ガジャという場所、ウブド周辺を訪れる定番観光ツアーでは、おそらく必ず立ち寄る場所かと思います。洞窟もいいけど、少しだけ足を伸ばして、このあたりの様子も見てみてくださいね。

まあ、何ということもない場所、ともいえるのですが、個人的には象の洞窟よりはお勧めしたいかなあ。

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