バリ・23:多分(?)サムアン・ティガ寺院

ゴア・ガジャを見た後に向かったのは、その周辺にあるヒンズー教のとある寺院です。

前記のとおり、スカスカ・バリのガイドさんはあまり寺院に興味がないらしく、私としては色々な寺院を見て回るつもりだったのですが、ゴア・ガジャの他には、そこから程近いヒンズー教の寺院を一つだけ見ることになりました。

で。
大変お恥ずかしい話なのですが、連れて行かれたここが一体どこなのかが、わからない…

場所から考えるとおそらくサムアン・ティガ寺院ではないかと思うのですが、もし違っていたらご指摘いただけると助かります(苦笑)

さて、その寺院、手前に大きな駐車場?があり、そこから寺院に向かう前に、寺院の人にサロンを巻かれます。
ヒンズー教の寺院には肌を露出した格好はNGということで、この日は長袖に長いパンツで行ったのですが、どうもそれでもダメみたいで。係の女性が赤と青のすごい配色のサロンを巻きつけてくれました。

だーっ、なんかカッコワルイ…。でも中に入るためにはしかたありません。
あちこち寺院を巡る人は、おみやげも兼ねて自分用のサロンを買っておくのもいいかもしれませんね(というか、そうすればよかった…)。

こんな恰好でノコノコ中に入ったわけですが、寺院と言っても日本のお寺のような建物がドンとあるわけではなく、大きな庭に、祠や祭壇のような建物、石像などがたくさんあります。
日本のお寺のように、人間が建物の中に入るわけじゃないんでしょうね。

で、今回「?」と思ったのが、人気(ひとけ)のなさ。
タマン・アユン寺院でも思ったのですが、人がいない…。

タマン・アユン寺院ほどではないにしても、ここもガイドさんが選んで連れてくるくらいですから、それなりに観光地化した寺院だと思うのですが、ここはもう、私達の貸し切り状態です。
バリ島に来る観光客は、あまりお寺などは見ないんでしょうか…いえ、自分が行った寺院がどこかわからないヤツが何を言うか、って話ではありますが、それにしても人がいない。
(まあ、パリに行ってもなぜか教会ばかり見てきた私達もちょっとどうかと思いますが)

境内(ヒンズー寺院でもそういうんだろうか)をあちこちウロウロし、写真を撮ったりしながらも、あまりに人がいないので、なんだか少々気後れするというか…。

おそらくお寺で行事があるときには、地元の人はもちろん観光客もたくさん訪れるのでしょう。スケジュールが都合できるなら、そういう時期にお寺を巡ったほうが、色々な様子が見られていいかもしれません。

それにしても、もうちょっとバリ・ヒンズーについて勉強してから来るべきでした。
こういう石像の一つ一つの意味がわかれば、「なんかカッコイイ」などという恐ろしく浅い感想だけでなく(しかしホントに浅いな 笑)もっと楽しめたと思うんですけどね!

ちなみに広く静寂に包まれた敷地には、さまざまな花が咲き、プルメリアの花が芳香を放っていたりして、なかなか素敵でしたよ…って、やっぱり浅い感想ですね、ゴメンナサイ(苦笑)

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