バリ・24:バリニーズの秘密!(と言うほどでもないけど)

バリ・ヒンズーの寺院で、きれいな蓮の花を見かけ、写真を撮っていた時のこと。
スカスカ・バリの若いガイドさんが、「日本の人は蓮が好きですよね…」と首をかしげていました。

彼曰く、蓮が見たいとリクエストしてくるお客さんが結構いるのだとか。
「でも…この花は、あまりおめでたい花ではないんです」とガイドさん。どうも現地の人にとっては、日本でいうところの菊(葬儀に使われるもの)のようなイメージらしいんです。

ええーっ…
でも、バリというと蓮のイメージがありますよねぇ??

もう一つ驚いたのが、ネコの話。
バリの民芸品と言えば木彫りのネコをよく見かけますよね。ウブド・マーケットでも、ネコの民芸品が山のように積まれていました。

ところがガイドの彼曰く、「バリの人は、ネコはあまり好きではありません。でも海外からのお客さんがネコが好きなので、おみやげ用に作っているんです」だそうで。

ええええーーーっ…

てっきりバリの人がネコ好きなんだとばかり思っていましたが、あれは単なる「外国人のための」おみやげだそうで。日本のおみやげ(外国人向け)がやたらと派手な和柄だったりするのと同じですかね。

もっとも彼は若いので、蓮の花のイメージなどはバリニーズ全体というより彼のイメージかもしれませんし、ネコについても、彼が特にネコ嫌いなのかもしれませんが。

それにしても、外から見るイメージと、中に住んでいる人たちの思いは必ずしも一致しないもんですねえ…

★バリ島旅行記2010年目次