香港・47：雞記の墨魚丸（イカ団子）と、DFS立ち寄りの話

さて、旺角から佐敦までさんざんつまみ食いしまくってきましたが、いよいよホテルに戻ってチェックアウト。ツアー（あ、この旅行、一応ツアーだったんです…送迎以外はフリーですけど）の送迎バスに乗って向かった先は、空港ではなく免税店です。

そう、このツアー、安い代わりに、帰国日に免税店（DFS）に立ち寄ることになっていたんです。

まあ一日中続く「連れまわし観光」ではありませんし、日本で事前に確認したところ「飛行機のフライトの3時間半から4時間前にホテルに迎えに行きます」とのこと。空港直行の場合、迎えの時間はフライトの3時間前頃と考えると、ロスタイムは1時間。まあその程度ならいいか、と、そのまま申し込みました。（立ち寄りをパスすることもできますが、追加料金がかかります）

ところが、実際の集合時間は、フライトの5時間前だったんです！
どうやら、あちこちのホテルからそれぞれ違う時刻の便に乗るお客さんをピックアップするため、私たちのような夕方のフライトのお客も、午後早い時刻に香港を発つお客さんと一緒に空港に連れて行かれてしまうようで。

せっかく夕方の遅い時間のフライトを選んだのに、それじゃあ意味ないじゃん！
でもまあ、安いツアーなので仕方ありませんね…。

こうなったらとにかく、DFSの立ち寄り時間と空港での時間を有効に過ごしたい！
ということで、尖沙咀のDFSに到着したら、入口から入ってすぐ出口に向かい、そのまま尖沙咀でお昼を食べに行くことに。
あ、迎えの人に念のため確認したところ、「そこまで連れていくのが私たちの仕事ですから、DFS出発の集合時刻に戻ってもらえれば、その間、どこに行ってもかまいません」ということで、特に問題ありませんでした！

ということで前置きが長くなりましたが、最終日のランチは、DFSから比較的近い「雞記」というお店に行ってみました！（また食べるのか！笑）

ここも「香港女子的裏グルメ!」に掲載されていたお店です。
このお店、これまでにも他のガイドブックでも見たことがあるのですが、あまり食指が動かなかったというか…　というのも、看板に日本語で「地元で評判の潮州食堂」って書いていあるんです（苦笑）　んー、いかにも尖沙咀の観光客向けのお店っぽい。

でも、裏グルメ!の著者がお気に入りのようなので、ものは試しで行ってみようかなあ、と。

DFSに入り、迷路のような店内を抜けて店を出ると、そのまま目指すお店のあるキャメロンロードにダッシュ！（笑）
昼時はかなり込むという話だったので急いだのですが、意外や意外、お客さんはまばらで、小さいお店ですがまだ空席が目立ちました。

で、頼んだのは、下の写真の「炸紫菜墨魚丸黒鼓油王撈麺」。

一見焼きそばのように見える麺は、オリジナルの調味料で炒めた撈麺（硬くて平たい卵麺）。その上に上に墨魚丸（イカのすり身団子をあげたもの）がトッピングされています。この墨魚丸がお勧めなのだとか。

食べてみると、確かにイカ団子はおいしい。外はカリッとあげられていて、中はプリプリしています。
でも、麺は…　ん～、いわゆる香港の撈麺で、期待したほどでもなかったかなあ…。それとも、この手の麺を食べ慣れると、このお店のおいしさがわかるのかな？

それと、私たちがあたった店員さんが、いかにも「どうせ観光客だから」的なぞんざいな接客でした。

もちろん香港の店員さんに日本のようなサービスは期待していませんが、今回行った全てのお店の中でここが一番・・・だった気がします。場所が場所だけに、悪い意味で観光客慣れしているのかも。腹が立ったというほどのことでもありませんが、旦那と二人で苦笑いです。

結局、麺は最後まで食べずに出てきてしまいました。まあ、どんな味かはわかったので、それでよしとします。あ、イカ団子はおいしかったですよ！イカ団子だけもっとたくさん食べたかったなあ。

こうしてダッシュでランチを済ませて、素知らぬ顔でDFSへ。他のお客さんも適当に外に出て遊んでいたようです。この調子では、いくらツアー客を無理やり連れてきても、DFSは全然儲からないだろうなあ…

鶏記　潮州麺食（香港ナビ）

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