男人街をぶら歩き:香港・34

煲仔飯をいただいた後は、油麻地を散策。 夜の油麻地といえば、なんといっても「男人街」です!

男人街は、地名としては「廟街」という通りのナイトマーケットなのですが、旺角の「女人街」に対してその呼び名がついたとか。女人街と男人街が九龍の「2大ナイトマーケット」といわれています。

観光客がツアーで訪れるのは女人街が定番で、それに比べ男人街の知名度はやや低めですが、お土産になりそうな商品は女人街同様ちゃんと売られています。

西洋人の名前を広東語に置き換えたグッズなど、いかにも「香港土産」っぽいものがたくさん。こうしたグッズのお値段は、実は女人街より男人街のほうがグッとお得なのです(当時)。

あと、こんなもの ↓ もありますよ!お約束のチャイナドレス(笑)

いやあしかし、こんなド派手な(しかもチープな)チャイナドレス、買ってどうすんだろうなぁ…と眺めていたら、

ほら、こんな風に、買っていく人がちゃんといるわけですよ!しかしこれ、いつ着るのかな…

一方、女人街とは違う「男人街っぽい露店」といえば、こういうお店かな ↓

バッタものっぽいマグライトやら電子機器やらが、ごちゃごちゃと山積みになっているんです。鴨寮街を知る前は、この手のジャンクなグッズは男人街でよく買いました。あれこれ値切ったりするのも楽しかった(笑)

そうそう、下の写真はこのときたまたま撮ったスナップ(露店にいたおじさん)なのですが、

えっ、菅さん!?
もちろん違いますが(笑)、ちょっと似すぎていてビックリ。今から10年前のことなので、菅さんに似ていると思って撮ったわけではありませんよ!たまたま!(でも何で撮ったのかな??)

とまあ、偶然写真に残っていたおじさまの話はさておき。
男人街にはグッズのお店だけでなく、オープンエアのレストラン… というか、客席が路上にはみ出して増殖しちゃった店というか、そんな感じのお店もたくさんあります。

屋台とも店舗ともつかず、なかなかワイルド。テーブルの様子を見ると西洋人の観光客も結構多いようです。旅先でこういう雰囲気を味わうのは楽しいですもんね!(ただし屋台はお腹を壊すこともあるからなあ…)

そして香港の露店名物(?)と言えば、これ ↓

露店の上に堂々と吊り下げられた洗濯物…です(笑)
鴨寮街でもさんざん見ましたが、しかしこれはまたずいぶんとゴッチャリと。ちゃんと乾くのか心配になるグシャグシャ具合です。

今でも香港の露店街はこんな感じなのかなあ…

そんなこんなで、香港の夜は更けていくのでした。

こういう道に張り出した看板、今はもうほとんどないんだろうな。それを考えると、ちょっと切なくなります。

※これは2011年、今から10年前の旅行記です