ネコと天敵:香港・28

前回、自分が訪れた場所がどこだったのか、写真を見てもよくわからなかったと書きましたが、それにはちょっと(?)理由があります。

劉森記麺家で蝦子麺を食べた後の写真が…こんな感じなんです。

・・・ネコ

大量の写真をサムネイルで見たときにはよくわかりませんでしたが、裏路地にたたずむネコでした(笑)

ああ…(呆)。このときの私はまたいつものように、体をかがめ、ネコの声真似をしながらジリジリと近づいていったのでしょう(苦笑)。我ながら何をしているのか。もはや条件反射のようなものです。

ネコの方は、耳だけこちらにピクピクと向けつつ、素知らぬ顔をしています。むむ。こやつは騙されないな…(不思議そうな顔で鳴き返すネコも結構多いんですよ 笑)

そのまま反応を見つつ、ネコとの距離を詰めていく、と!

えっ!
突如、意外な珍入者が!

小さな子ども(というか赤ちゃん)が現れ、こちらをしげしげとみているではありませんか!
ネコじゃなくて子どものほうが、私の声真似に釣られてる
ネコはそっち!こっちは日本人のおばさんだよ!(笑)

珍入者にネコも驚いたのか、さっきまで素知らぬ風だったのが「なんかヤバそう…」という態度に。

ネコは小さな子どもが苦手なイメージがありますよね。何をされるかわからないからかなあ。一方子どもはこの通り、ネコに興味津々(笑)。様子を眺めながら、今にも手を出しそうな感じです。

と、そこで、ふいに顔を上げました

おそらく、このとき初めて私の旦那(背が高い)の存在に気がつき、びっくりしたのではないかと。これで子どもの視線から解放されたためか、それまで硬直していたネコも、体の向きを変えました(笑)

そして子どもは、お母さんに連れられ、その場を去っていきました。
しかし、この子のお母さんもおおらかというか。ネコの声真似をしながら身をかがめている国籍不明のおばさん(私!)なんて、不気味じゃないのかな…(苦笑)

子どもが去った後のネコは、こんな感じ。

あー、やれやれ」という具合に後ろ足で頭を搔いていました(笑)

ちなみに、ちゃんと顔を見ると、こんな美形のネコさんでした。これまでの写真を見るに、香港ネコは美形が多い気がします。

とまあ、こんな写真が延々と並んでいたため、ここが深水埗だということがなかなかわからなかったわけです!(笑)

※これは2011年、今から10年前の旅の記録です