周辺をぶらぶらしてみたものの、事前にあれこれ調べまくってから挑む(?)香港旅行とは違い、今回は簡単なガイドブックと連れまわしツアー任せの旅行です。これといって目当ての店や場所もなく、また豎崎路あたりに戻ってきてしまいました。
で、どこかでちょっと一休みできる場所はないかな、という程度の軽い気持ちで入ったのが、こちらのお店でした。

ただ「なんとなくよさそうなお店」という印象だけで、本当にフラッと入ったんですが。
あとで知ったのですが、ここは超有名なお店だったんですね!
九份茶坊。九份のおしゃれ茶房の先駆けとなったお店だそうです。
思いつきだったので、それほど期待もしていなかったのですが(それより「疲れたので休みたい」って感じ 笑)、中に入ってビックリ。

ちょ、何ここ!めちゃくちゃ好みなんですけど!
古い建物を活かした茶芸館で、お茶はもちろん陶芸品や絵画なども扱っているとかなんとか。
私たちが通された部屋は調度品がいちいち素敵(笑)で。タイムスリップしたような気分に浸れました。

ぎゃー、なんなのここ(褒めてます)、この空間にいられるだけでもこのお店に入ってよかった…
しかもこのお店、店員さんがお茶を入れてくれるんですよ!

香港の茶葉屋さんでもよくやってもらいましたが、このステキ茶房の中でお茶を入れてもらえるという特別感がすごい。
あ、でも、つきっきりで入れてくれるわけではなく、最初に入れ方の見本を見せて、「あとはご自由にどうぞ」という感じなんですけどね。でもイイ!
で。
正直この後の記憶がおぼろげなのですが…、どうも私はチーズケーキのようなものをいただいたようです。

おいしかった…のかな?(笑)
店内のインパクトが強すぎて、味を覚えていない… というか、ケーキを食べたこと自体忘れていましたよ、写真を見るまでは!
あと、写真を見返して「???」となったのが、

この人形。
いや、人じゃなくてネコだから、ネコ形?
テーブルに置かれていたか、お茶セットと一緒にトレーに乗せられてきたかだと思うのですが、ワタクシ、この謎人形を執拗に撮りまくっているんです。
いや、確かにユニークだけど、なぜこれにこだわったのか…(苦笑)
何か、このお店のステキさに興奮して舞い上がっていたのかもしれません。

入り組んだ構造のお店で、窓からは店内の様子が見えていました。
今回はここまで。次回はお店の中の写真をご紹介します。
★これは2010年の様子です。これから行かれる方は最新の情報を確認してくださいね。
★台湾旅行記をはじめから読みたい方は、前ブログ「旅の覚え書き」の台湾旅行記へどうぞ。ただし写真は小さいです!