The 観光地 九份の豎崎路:台湾・17

台北近郊の観光地といえば、やはり九份の名前が上がるでしょうか。
ツアー三日目は早朝から九份に向かったのですが、九份の話題の前に、この日の朝ごはんの話を、一応。

前回2005年に台北に来たときは、朝ご飯を食べようとホテルの外に出たものの、朝食難民になってしまいました。そのホテル周辺では、朝から開いているお店が意外と少なかったんです。(香港ではたいていの場所にお粥屋さんがあるので、油断しました…)

で、このときは、事前にホテル近くの24時間営業のお店を調べ、そこに行ってみました。

なんか、すごいローカル感(笑)。あ、こういうのは好きなんですが。
こちらは「洪記豆漿大王」という、豆漿(豆乳)のお店です。

台湾では、豆漿と一緒に点心などを食べるのが朝食の定番とか。
ただ、私たちはいろいろと勝手がわからないのと、旦那が豆漿が苦手ということで(それならなぜここに来た!)…
なんかちょっと、場違いだったかしら…

結局食べたのは、

小籠包と、蒸しパン?のような何か。
…まあ、これもおいしかったですが、豆漿のお店に来たら、本当は豆漿を食べるべきでしたよねえ!?

それにしても、朝から小籠包が出るんですね… あわただしく朝食を済ませましたが、もうちょっとゆっくり様子が見たかったな。

さて、朝食の後は、ツアーのバスで一路九份へ。

ただしこの連れまわしツアー、いろんなところを見て回るため、結構早い時間に出発しています。
なので到着した時点で、九份の町はまだ「寝ている」状態、というか。

お店のシャッターがまだほとんど閉まっている中、ごみ収集車がお仕事中でした。
こんな時間に来てどうするのかなあー

とはいえ、ガイドさんが九份の町についてあれこれ説明をしてくれている間に徐々にお店も開き始め、他のツアーの観光客もぼちぼちと姿を見せ始めました。

で、自由時間。
「さあ、九份を楽しんでください」と放牧(?)されると、ツアー参加者の皆さんが、一斉に目的の場所に向かいます。

目的の場所といっても… まず目指すのは、皆同じ場所。

九份随一のビュースポット(?)といえば、狭く急な石段の路地「豎崎路」ですが、その狭いエリアに人が殺到することになるわけで。

このあたりの情景は、確かに「The 観光地 九份!」「ジブリが~」「千と千尋の神隠しの~」という感じで素晴らしいです。

が、建物の下の方に目を移すと、

人がいっぱい
さっきまで寝ていた町が、あっというまに人だらけ。素晴らしい景色だけれど人だらけ。写真を撮ろうにも、人が途切れることはありません。ぬおー、この「人だらけ」感、ルーブルとおんなじだ…

でもそれも、今思えば「観光地に行ってきた!」という感じで、それはそれで楽しかったような。

(この時点でも大人気・大混雑の観光地でしたが、その後中国からの観光客が爆増したり、政治的な理由で激減したりと、いろいろだったようです。次に行けるときは、どんな感じになっているのかな)

上の写真のお二人は、同じツアーの方だったかな?何か(お店?)を探しているみたいですね。他の人たちが楽しんでいるのを見ると、なんだかこちらまで楽しくなります。

九份は、このメジャーなエリアだけでなく、周りのなんてことのない路地をぶらぶらするのも面白かったですよ。次回はその話を。

なおこれは、ひと昔前、2010年の様子です!これから行かれる方は最新の情報を確認してくださいね。早くまた旅行に行けるようになることを願いつつ。

★台湾旅行記をはじめから読みたい方は、前ブログ「旅の覚え書き」の台湾旅行記へどうぞ。ただし写真は小さいです!