台北のカメラ街:台湾・28

「モンゴル風鉄板焼き」というナゾの夕食が済むと、ツアーの旅程は終了。
いったんホテルに戻った後で、私たちは再度外出。旦那が行きたいという場所に向かいました。
台北のカメラ街です。

旦那曰く、旦那が検討中のものが、台北では日本よりだいぶ安く買えそうだとかなんとか。
詳しいことはよくわかりませんが、とにかく博愛路と漢口街の交差点あたりに向かいます。

あれ?なぜだかこのあたり一帯で、看板の雰囲気がそろっているかんじ。

あーっ、この看板はみんな、フィルムのパーフォレーションを模して造られているんだ!

すでに閉店時間が過ぎ、看板が消えているお店もありますが、どのお店もパーフォレーション模様にすることで、「カメラ街」としての統一感を出しているんですね。

面白ーい!
けど、若い人はフィルムのパーフォレーション自体を知らないんじゃ…うにゃむにゃ
(これは2010年の様子ですが、今でもこういう感じのようです)

もうひとつ驚いたのが、見慣れた看板の多さ。Nikon、Canon、CASIO、OLYMPUS、SONY、PENTAX、FUJIFILM、SIGMA… 日本のメーカーの名前がズラリ。日本企業以外でパッと目に入るのは、GITZOとSAMSUNG、Manfrottoくらいでしょうか。

今ではだいぶ様子が違うかもしれませんが、このときは、日本のカメラ関連機器メーカーはすごいんだな、と、ちょっと嬉しい気持ちになりました。(ちなみに旦那が見に行ったのは、アメリカ製の機材だったような…)

こういうメーカー名を掲げた看板とは別に、店名などは現地の言葉で書かれています。
その中で、私が気になったのは、これ!

宇宙攝影器材

宇宙撮影って…なんだ?
望遠鏡屋さん?でもLeicaのマークが掲げられているってことは、カメラ屋さんだよなあ…

後で調べたところ、台湾で最も古いLeicaの販売店のようです。(宇宙の意味は…)
看板の毛筆のような書体は、歴史と高級感(Leicaの!)を表しているのかな。どうも昭和っぽく感じてしまってゴメンナサイ…

結局旦那が欲しいものは手に入らなかったのですが、こういう専門店街のようなところは観光地とはまた違った面白さがありますね。

もっと色々見たかったのですが(ちなみに前回のお菓子はこの界隈で購入)、お店が次々とシャッターを閉めはじめたので、慌てて撤収。

するとどこからか、ワンコたちがやってきました。店の外ではなく内側に入っていくようです。
なじみの野良さんなのか、飼い犬なのかはわかりませんが、台北はどこに行っても、ワンコがフリーな印象でした。

★これは2010年の様子です。これから行かれる方は最新の情報を確認してくださいね。
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