北投温泉に来たけれど:台湾・22

九份の次に連れてこられた、じゃなくて訪れたのは、北投温泉でした。

このときはバスでしたが、北投温泉は台北からMTRで30分程度。気軽にアクセスできる保養地として、地元でも人気だそうです。日本でいえば、東京~箱根のような感覚なのかなあ?(それよりずっと近いけど)

案内板の「地熱谷」というのは源泉が湧き出しているところのようです。

「ようです」、というのは、見ていないんです
というのも、このときガイドさんの対応が、「ここが北投温泉です。日本にもたくさん温泉はあると思いますが、台湾にもあるんですよ!では解散!」みたいな感じだったんですよね…(なんだそれ 笑)

自分でよく調べず、連れられるままに来てしまったので、どのように楽しんでいいのかわからない、っていう。
まあ地熱谷は、源泉の池から湯気がもうもうと立つ様子が西洋人などに人気らしいですが、温泉が身近な日本人にはそれほど「アメージング!」ではないかも。(と、見ていないくせに言ってみる 笑)

日帰りの、いわゆる立ち寄り湯もありましたが、

何の前情報もなくここに突撃するには、ちょっと勇気が…(笑)

ということで、あてもなくフラフラ。(この旅行、「あてもなくフラフラ」が多すぎるな)

同じツアーの人たちもそんな感じだったのか、川辺で時間つぶしをしている人たちもいました。

9月の台湾はまだ暑かったですし、温泉に入ってみようという感じではないよなあ…。

案内板を見ると「温泉博物館」と「露天温泉」に「防空壕」が併記されています(温泉と防空壕が同列なのね)。

今ならおそらく防空壕に向かうと思いますが、このときは、そういう感じでもありませんでした。
すると、残るは「温泉博物館」…。

うーん。
このネーミングから、あまり期待していなかったのですが、このときはいい意味で裏切られました。

これ!これが温泉博物館
日本統治時代に公共浴場として造られた建物を博物館にしたものだそうですが、これが和洋折衷のカッコイイ建物なんです!

うわー、これは見に行かねば!と、急にワクワクして入り口に向かいました。

開いてない。

休館日、のようです。

ええええ。今回、故宮博物院忠烈祠も台風で休みだったのに、ここまで休みなのね…。

その後の写真は、この建物をいろいろな方向から写したものがズラズラと。

入れなかったのが、よほど残念だったのかな、11年前の私(笑)。

また次に台北を訪れるときには、ここもちゃんと見てみたいです。台北からMTRで行けるなら、ツアーに参加しなくてもいいですもんね。

そうそう、もうひとつ、近くに見えていたモダンな建物も気になったのです。

高級リゾートホテルかなんかだろうなあ、どうせ入れんし…と、遠巻きに眺めただけで終わりましたが、実はここ、公共図書館の北投図書館だそうで。内部の写真撮影は禁止ですが、見学はできるそうなんです。あー、中に入ってみたかったなあ。

その後、よほど時間つぶしに困ったのか、最後の方には、蓮の花を撮りまくってました(笑)

こんなのを撮っていると、バリ島のスカスカバリのガイドさんに、また「日本人はどうして…」って言われちゃうかなあ。きれいだから、いいじゃんね!

さて、この後はまた次の目的地に移動します!

★これは2010年の様子です。これから行かれる方は最新の情報を確認してくださいね。
★台湾旅行記をはじめから読みたい方は、前ブログ「旅の覚え書き」の台湾旅行記へどうぞ。ただし写真は小さいです!